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2018年3月24日 (土)

トラツグミが鳴いた

 今年の冬は、近くの公園にトラツグミが滞在してくれて、楽しませてくれています。
 そろそろさえずるのではないかと、昨夜からタイマー録音を仕掛けてみました。さえずるのは雄だけでしょうから、確率は50%。見る限り少し小型のトラツグミなので、雌の可能性もあります。あわよくば鳴いてくれればと、ダメ元で仕掛けました。
 今日の日の出時間は午前5時39分、そのためタイマー設定は4時30分から7時30分までといたしました。ハシブトガラスは、あいかわらず早起きで4時47分には鳴き始めています。シジュウカラがさえずり始めたのは、5時18分。そして、その20秒後にトラツグミが鳴いてくれました。
 YAMAHA W24で録音。トラツグミの音域のボリュームをアップ、ノイズリダクションをかけています。



 鳴いたのは、わずか1分7秒、16回鳴きました。その前半部分の一部です。面白いことに多くの鳴き声が1,800~2,000Hzの高さなのですが、1声だけ5,500~6,000Hzという高い音をだしています。ウグイスの「ホー」の高さから、いっきにアオジの地鳴きの「チッ」の高さの音になったと言えます。
 トラツグミは高低2音を出しますが、高い音が4,000Hz前後です。私の録音では新記録の高さです。まださえずりはじめのため、練習のためかもしれません。それにしても、あわよくばと思って仕掛けたタイマー録音、こんなにもうまくいくとは思ってもみませんでした。

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コメント

松田様

 ”さえずるのは雄だけでしょうから”と書かれておりますが、雌がさえずらないことが分かったのでしょうか。リンク先のsyrinxのarchives鳥声鳥語の”相鳴き鳥の謎-トラツグミは鳴き合うか-”の結論を楽しみにしておりましたので、お尋ねしました。
 また、本ブログ2017年4月10日“シロハラとアカハラのさえずりは区別できるか”に興味を持ち、ネット動画を調べていたところ、シロハラは、2015/4/4と2017/3/31投稿、アカハラは2016/6/9公開のものが、私には雌がさえずっているように思えますが、如何でしょうか。



コムクドリ様
 トラツグミは雌もさえずりかどうかは悩ましいです。相鳴きがあるのか、あるとしたら雌雄なのか、雄同士なのか今のところ、確証がありません。1羽のトラツグミが高低の2つの声を出している動画があると思えば、高低2つの声がかぶっている音源もありますのでなんともと言ったところです。
 シロハラとアカハラの雌のさえずりについてですが、『山階図鑑』にシロハラが「完全なる成鳥の羽色は恐らく第3年の秋季又はそれ以降の換羽にて生ずるであろう」とあります。アカハラでは第1回冬羽は「雌雄共に雌成鳥冬羽に酷似」とあり「第2年秋季の換羽によって成鳥冬羽」になるとあり、どうも雄が雄らしい姿になるのに、シロハラ、アカハラとも少なくとも2年かかるようです。ですので、前年生まれの雄が雌に似ている可能性が高く、雌雄の判別が野外では難しいのでは思いました。
 実際、録音している時、見ると警戒され鳴きやんでしまう可能性があるため、観察しないで録音しているため、なかなか記録できません。これから、動画が撮られるようになり、いろいろ面白い記録が撮れ、新しい知見を得られるようになるかもしれませんね。

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