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2018年4月30日 (月)

ミゾゴイが鳴いた・その1-六義園

 1週間前の4月23日のことです。午後7時30分頃、六義園から低い声が聞こえてきました。このシーズンにアオバズクが鳴いたことがあるので耳を澄ますと、ちょっと違います。とにかく録音とPCM-D100を窓に置きイヤーフォンを通して聞くと、なんとミゾゴイでした。
 このとき東京地方は、風速10mほどの強風が吹いていて、ベランダの前のクスノキが音を立てています。また午後7時台の本郷通りの交通量は多いため車の音も騒音も加わって環境ノイズが凄いなか、かすかに聞こえます。
 ミゾゴイの声は、低いので定位がつかみにくい上に遠いので、どこから聞こえて来るのかわかりません。池のほとりの木にとまって、鳴いているミゾゴイの姿を想像しながらの録音です。声は、たえず小さくなったり大きくなったりしています。違いが頻繁なので、移動をしているというより向きを変えて鳴いているためと思いました。
 30分ほど録音しても、まだ鳴き続けています。一晩、どのように鳴くのか。また、近くに来て鳴いてくれるかもしれないと、長時間録音の体制に移行。万が一のことを考えて、YAMAHA W24も並べて録音しました。
  ざっと一晩の録音をチェックすると午後11時53分に鳴きやんでいました。まるで、日付をが変わるのを待っていたのかのように鳴きやみました。4時間半、鳴き続けていたことになります。この間、1時間近く鳴かないこともあれば1分も間を開けず鳴いたりしています。不規則かつ断続的でした。また、少ないと3声、多いと8声鳴き、これもバラバラ、傾向は掴めませんでした。
 ちなみに六義園では、ミゾゴイの記録は4回目。いずれも姿による確認で、鳴き声を聞いたのは初めてです。
  午後11時頃、車の量が減り、風の静かな時に鳴いた声をピックアップした音源です。PCM-D100で録音、ミゾゴイの鳴き声の音域のみボリュームの増幅、400Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。



  古めの記録では、世界中で500羽、最近でも5〜600羽、あるいは1,000羽しかいなと言われているミゾゴイです。そのミゾゴイが、23区内、山手線の内側で鳴いた記念の音源です。また、渡りの途中でも鳴くことがわかりました。
 これだけ鳴いているのですから、夜明け前も鳴くだろうと午前4時台もていねいにチェックしましたが、鳴いているのはハシブトガラスばかりでミゾゴイは鳴きませんでした。 どうやら六義園で、一休みして渡って行ってしまったようです。と思ったら大間違いでした。
 続きます。

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