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2018年4月16日 (月)

渡ってきたばかりのヤブサメ

 東京西部の夜の部では、目的の鳥には会えませんでした。しかし、夕暮れ時を迎えるとオシドリが鳴きながら飛んでいったり、思わぬ出会いもありました。
 その一つ、S木♂さんがヤブサメが鳴いていると教えてくれました。何度も書いていますが、8,000Hz前後の高い音で鳴くヤブサメのさえずりは聞こえません。言われるままに、録音機を向けて録音しました。
 当ブログでの音声のアップは、mp3に限られています。mp3でも高音域が損なわれない高品位のビットレートに変換しています。そのため、2声しかアップできませんでした。また再生装置、たとえばノートパソコンのスピーカーなどでは聞こえないこともありますので、あらかじめご了承ください。
 PCM-D100で録音。ヤブサメの音域のボリュームアップ、低音ノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。

 だんだん強くなってピタッと止まる鳴き方ですが、S木♂さんは、渡ってきた頃は尻上がりにならないとのこと。たしかに声紋を見ると、平らで一本調子で鳴いているのがわかります。左右は時間で2分、縦軸はHzで0~15,000Hzです。

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  以前、当ブログでは渡ってきたばかりのヤブサメが長く鳴くということで記事にしたことがあります。
 http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2016/04/post-74b6.html
  これも声紋を見ると尻上がりにならず、平坦です。
  こちらはS木♂さんのブログ。「春先は深夜も鳴くヤブサメ」でこの件を指摘します。
 http://blog.livedoor.jp/gnohara/archives/8928309.html
  日光で5月連休に聞くと、尻上がりになっています。いったい何時から尻上がりになるのか、その意味の違いは何なのかと、小さなヤブサメですが疑問は大きく膨らんでいきます。

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コメント

>まつ様
前日のロケでは「ジッ ジッ ジッ ジッ ジッ ジッ」という初春鳴きも湧き水給水所でしていたのですが、給水のおじさんがハーモニカを吹いていたので録音しませんでした。
しかし、そのおじさんのハーモニカがめちゃくちゃ上手でしたので、いま思うと録音して「ハーモニカとヤブサメ」としてネタにすれば良かったと後悔しています(笑)。

ヤブサメの声は
1:シリシリシリシリで尻上がり
2:シリシリシリシリで平坦
3:ジッジッジッジッジッジッジと長時間
の3種類あるように思います。

一番代表的な上記1の鳴き方は、スペクトログラム表示すると靴メーカーのナイキのロゴに似た形だなぁといつも思います。

S木♂様
 日光で録音したパターンを見る限り、すべて1のナイキ型でした。
 単純な鳴き声ですが、地方差はあるし、ヤブサメのさえずりも奥が深いです。これも、高品位の録音が出来るようになってからのこと。これから、もっと発見があることと思います。楽しみです。
 

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