コマドリが渡って行った
先週のこと、近くの公園でエナガの繁殖を確認していると、遠くでコマドリのさえずりが聞こえました。空耳かと思いましたが、いっしょにいた仲間も聞こえるというので、これは本物だと声のするほうに駆けつけました。声が聞こえたあたりに行くと、すでに常連さんたちも聞きつけていて顔ぶれがそろっていました。皆さん、良い耳をお持ちです。
しばらくすると、さかんにさえずってくれました。PCM-D100で録音。ボリュームのアップ、2,000Hz以下の低音ノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
「japanese_robin180414_002.mp3」をダウンロード
ヒヨドリとシジュウカラがバックで鳴いているのは、公園ならでは録音です。繁殖地の日光の金精峠で聞くさえずりに比べると、声量が低く一節一節に変化があり安定していない感じがしますが、コマドリに間違いありません。常連さんが撮られた写真を見ると、コマドリの雄でした。私は、この公園で過去に2回しか遭遇しておらず、珍しい記録となります。
この日は、午後もさえずり。翌日も聞かれたとのこと。わずか2日の滞在でした。
いよいよ夏鳥たちの渡来が始まりました。
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