デジスコ通信に投稿-あらためて野鳥とは
昔は鳥って捕まえて食べるもの、あるいは飼うものだったのを自然の中で見て聞いて楽しもうという提案は、ある意味革命的だったと思います。それを戦前に言い続けた中西悟堂の苦労は、並大抵のものではなかったと想像に難くありません。その提案のために、わざわざ”野鳥”という言葉を使ったのだと思います。
昔からのバードウォッチング仲間はもとより、日本野鳥の会の事務局での会話では、まったくなんの気遣いもなく野鳥と鳥の区別はしていて話が進み誤解が生じることは、まずありません。しかし、バードウォッチングの初心者やちょっと周辺の人たちと話すとき、野生動物としての野鳥と飼い鳥との区別ができていなくて誤解を生むことがあります。先日も、私たちにとっては当たり前のことなので、つい忘れていて後で慌てて説明をしたことがありました。
なぜ鳥ではなく野鳥なのかという問いかけを絶えず行って欲しいと思っています。ということで、デジスコドッドコムのデジスコ通信の連載コラムに投稿いたしました。下記のURLで読むことができます。
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