スズメ語で「ヘビだ!」-六義園
はじめは、スズメの声だとはわかりませんでした。それだけ、にぎやかな鳴き声でした。声のするほうを見ると、地面に5,6羽のスズメが集まって鳴き合っています。よく見ると、その群れの中心にヘビがいることがわかりました。ヘビは、50cmくらいの小型のシマヘビでした。スズメたちは、シマヘビを警戒して鳴いていたのです。
PCM-D100で録音。ボリュームの増幅、1,600Hz以下の低音ノイズの軽減をしています。
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最初のほうは5,6羽がいっせいに鳴いている声で、かなりにぎやかです。私に驚いて、ほとんどが飛び去ってしまいました。しかし、その後も1羽が執拗にヘビの近くまで行っては鳴いていました。いわば、スズメの「ヘビだ!ヘビだ!」という鳴き声です。ヘビもこれには困ったのか茂みに逃げ込み、騒動は収まりました。
面白かったのは、メジロもすぐ上の枝にとまりようすを見に来ていました。鳥たちは、こうしたモビングのさわぎに集まってくる傾向がありますね。
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