日本野鳥の会連携団体総会でした
この土日は、日本野鳥の会の連携団体総会でした。京葉線海浜幕張駅近くの施設で、泊まりがけでのミーティングです。
土曜日午後1時に始まった会合は、6時まで5時間、途中10分間の休憩を2回挟んだだけでした。私の席は、後方にありましたので、後ろから見ている限り、こっくりと頭を下げている人はいませんでした。なんとも熱心なことです。上田恵介さんも「学生だったらほとんど寝てしまうのに」と感心していました。
いつもは、講師の方を招いて勉強会のようなところから始まるのですが、今回は日本野鳥の会の抱える課題、問題を事務局やブロック担当、あるいは直接連携団体から報告をしてもらうという形に変えました。
日本野鳥の会が行っている保護活動の報告から始まって、探鳥会の事故報告の情報共有として探鳥会保険で報告された事故例の報告がありました。さらに、探鳥会でのリスクとその回避方法あたりは、かなり関心度が高く身を乗り出して聞いていただいた感じです。
休憩をはさんで、調査員の人材育成、リーダー研究会と組織の若返りにつながる課題は、これまた関心度が高かったと思います。
懇親会は、6時半から8時半まで。いっせいにおしゃべりが始まり、あっというまに食べ物がなくなりました。よく口が動いていたことになります。柳生会長が、シメの挨拶で「よっぽど人と話すことに飢えていたのだな」とあきれられました。
私ももちろんおしゃべりに加わっています。毎度恒例、悟堂さんおっかけの西村さんのお宝自慢、なんと新村出さんが中西悟堂にだした手紙などを見せてもらいました。山形の簗川さんからは飛島で見つかったルビーキクイタダキの話、京都の梶田さんとはウグイス談義。青春時代にいっしょに鳥を見たり保護運動した方たちと何十年ぶりに会えて、昔話に花をさかせました。
ところで、今回やっと女性の参加が増えてきたと感じました。連携団体の参加者は、56名ですが、このうち7名12.5%が女性でした。かつては、1、2名でしたので、これは良い傾向ですが、世の中の情勢からみればまだまだの感があります。ちなみに、事務局は23人のうち11名が女性でまずまずです。さらに、評議員理事監事の役員は14名のうち女性は3名。役員の女性率も低いです。これも今後の課題です。
いずれにしても、皆さまお疲れ様でした。
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