蓮尾純子さんの講演会-リトルターンプロジェクト
本日は、大田区蒲田で行われた蓮尾純子さんの講演会「新浜から~行徳野鳥観察舎がたどった道」に行って来ました。
リトルターンプロジェクトは、東京都森ヶ崎水再生センターの施設屋上で繁殖しているコアジサシの保護を行っているボランティアグループです。若い方が多く参加している注目の集団です。それだけに、若い人ばかりだろうから年寄りは部屋の隅でじっとしていようと出かけました。会場には70人ほど集まっていました。若い人が目立ちますが、思いの他、旧知の仲の友人知人も来ていてご挨拶に時間がかかってしまいました。ただ、蓮尾さんのことを”オスミ”と呼ぶような先輩諸氏は誰もきていませんので、少しほっと・・・。
私は蓮尾さんにたのまれて行徳では5、6回講演を行っています。しかし、考えてみると蓮尾さんのお話を聞くことは、これで2回目。貴重な機会です。
蓮尾さんがはじめた新浜を守る会の運動は、1960年後半からわき起こった自然保護運動の先駆けとなりました。そのおかげで、蓮尾さんのいらした行徳野鳥観察舎のみならず、谷津干潟、三番瀬、葛西臨海公園、東京野鳥公園といった東京湾の野鳥の楽園が、残ったことになります。今こうしたところでバードウォッチングを楽しめるのは、蓮尾さんのおかげです。そして、何より喜んでいるのは野鳥たちでしょう。
個人的には、高校時代に蓮尾さんに手紙を書いたことがきかっけで、今のような立場になったのですから、私にとっても大恩人です。
それだけに、話の流れ、言葉の一つ一つに重みを感じました。
相変わらずのお元気な姿、これからも野鳥たちのためにがんばっていただければと思います。
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