時報のある生活-リズム時計の「四季の野鳥」
「ピッピッピ、ポーン。3時をお知らせいたします」
昔は、定時になるとテレビ画面に時計が映って秒針が重なり、時報が鳴りました。また、家には柱時計があって、3時ならば3回「ボーンボーンボーン」と鳴り、「おやつの時間だ」と子ども心にわくわくしたものです。
(水上清一さん制作のハシブトガラスのバードカービングと撮りました)
今は、時間を知りたければスマホを見ます。こうして原稿を書いているときも、コンピュータの画面の片隅に表示もされています。ですから、今何時か知ろうと思えば、苦労することなく時間がわかります。
しかし、定時の時報はなくなりました。
アナログの柱時計は、夜中も鳴るので目が覚めると言うことで、壊れたことをきっかけになくなりました。いつの間にか、テレビの時報がなくなりました。BS放送開始当時、時報が微妙に遅れることが気になっていました。さらに、デジタル放送では圧縮された情報を解凍しているのでタイムラグが生じ、正しい時刻を伝えられなくなったためだそうです。それ以前に、民放では定刻を無視して、ドラマやニュースが始まることもあります。
いずれにしても、「ピッピッピ、ポーン」も「ボーンボーンボーン」も今や懐かしい音となりました。
リズム時計工業株式会社と日本野鳥の会がコラボして野鳥の鳴き声が聞こえる掛け時計「四季の野鳥」が家に来てから、定時の時報を聞くようになりました。もちろん、「ボーンボーンボーン」でなくて鳥の鳴き声が定時を知らせてくれるようになりました。午前11時だとわかれば「午前中、もう少しがんばるか」と思いますし、午後4時ならば「そろそろ夕方の散歩に行こうか」となります。ちなみに、部屋の明かりが消えれば、センサーが働いて鳥が鳴くことはなくなりますので、昔の柱時計のように起こされることはありません。
いずれにしても、定時の時報があるおかげで、生活にメリハリができることがわかりました。
ご参考までに以前の記事です。
http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2018/10/post-47c0.html
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