« 北海道の謎の鳥はクマタカだった | トップページ | ジョウビタキの日向と日陰-六義園 »

2019年1月15日 (火)

クマタカを探す-日光

 クマタカの鳴き声のパターンがひとつわかりましたので、日光での録音のなかにないか探してみました。
 とにかく、あちこちでタイマー録音を仕掛けていますので、とりあえずは見たことのある場所、あるいは仲間が見つけた場所での音源を探してみました。
 なんとありました。
 ここでは、一度クマタカを見ています。飛んでいるクマタカを見ていたら鳴きましたので、さっそく録音。鳴き声は、ノスリにそっくり。クマタカの声はノスリ似かと思ったら、飛んでいた猛禽がいつの間にかノスリになっていました。木々の間を飛び交う鳥を見ていたため、いつの間にか入れ替わってしまったようです。おかげでノスリの警戒する声が録れた思い出があります。
 環境は、別荘地のはずれで、ここから日光連山に広がる森が始まるところです。標高は、700mほど。ここでヤマドリを見ましたので、母衣打ちが録音をしようと録音機を仕掛けたなかに入っていました。
 録音は、2014年5月4日午前3時に仕掛けたタイマー録音です。実際に鳴き声が入っていたのは、5時27分頃。かなり明るくなった時刻です。
 YAMAHA W24で録音。ボリュームのアップ、低音ノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。

「mountain_hawkeagle140504.mp3」をダウンロード

 まわりでは、渡って来たばかりのキビタキやセンダイムシクイが鳴いています。水がしみ出ているところですので、タゴガエルも鳴いていました。
 いかかでしょうか。先日、アップした鳴き声とよく似ていますので、クマタカで間違いないと思います。この調子ですと、まだ他にもあるかもしれません。また、シーズンが始まったらここに録音機を仕掛けてみたいと思います。

« 北海道の謎の鳥はクマタカだった | トップページ | ジョウビタキの日向と日陰-六義園 »

考証」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: クマタカを探す-日光:

« 北海道の謎の鳥はクマタカだった | トップページ | ジョウビタキの日向と日陰-六義園 »