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2019年2月23日 (土)

ウグイス、さえずり初期の声-六義園

 今日は多少、風のあるものの暖かくてバードウォッチング日和でした。
 六義園では、週末の常連さんたちと出会います。やっと、ツグミが芝生に現れるようになり春らしくなってきました。キンクロハジロは数が減って、これも春のきざしでしょうか。
  10日以上前から、ウグイスがさえずっていたという情報をいただいていましたが、今日やっと聞くことができて録音しました。YAMAHA W24で録音。1,500Hz以下の低音の軽減、ウグイスの音域のボリュームアップ、かなり強めのノイズリダクションをかけています。

「Bush-Warbler110901_0206.mp3」をダウンロード

 まだ、おぼつかない鳴き方です。ウグイスとの距離は、10m以下ですから本来ならばもっと大きな音に録れます。まだ、声量も少なく小さな声で鳴いていたことになります。それだけに、ノイズの除去にとても苦労しました。
 六義園の過去の記録を見ると、1月13日(1986年)というのがもっとも早いのですが、これは飛び抜けた記録で、ほとんどが3月に入ってからです。
 ですから、今年の2月中旬は比較して早い記録となります。
 また、10日もさえずればかなりうまくなるはずですが、まだおぼつきません。10日前に鳴いていたというのは、別の場所でですから別のウグイスの可能性があります。このウグイスは、今日からさえずりはじめたのかもしれません。
 いずれにしても、春がまた近づいてきたことを知らせる音、今年もまた忙しい季節がやってきました。

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