今年のシダレザクラ-六義園
このところNiftyのブログが絶不調のため、投稿を控えておりました。
写真はなんとかアップできそうですが、音声はまだダメです。
そのため、画像ネタを。
六義園名物のシダレザクラは、本日はもう散り始めています。ソメイヨシノはこれからという感じです。
名物のシダレザクラがきれいだった頃の写真です。2004年3月26日に撮影しています。今から、15年前です。
このシダレザクラに異変が起きたのは、3年前です。木の上部4分の1ほどの枝に花が付かないで、寂しい感じでした。2017年3月30日に撮影しています。
この年は、アトリの群れが多い時で100羽を超えていましたので、アトリ犯人説があって肩身の狭い思いをしました。
しかし、去年も快復はしたもののやはり上の方の花の付きがよくありませんでした。2018年3月25日に撮影してものです。
去年は、アトリは数羽が短時間に訪れただけです。
ということで、今年の状況です。2019年3月24日撮影です。
去年より良いけれど、一時期のピンクの滝のような感じはなくなってしまいました。はじめて、このシダレザクラを見たらならば、それなりにきれいだと思ってくれると思います。しかし、最盛期を知っている者としては、寂しい気分です。ちなみに、今年もアトリは数羽が、短期間見られた程度でした。
黒い太い幹が、しだれた花で隠れていたのが、花が少なくて見えるようになったと思います。加えて、花の色がピンクであったものが、白くなっている印象があります。
サクラの花に触らないように1日中いるガードマンのお兄さんが、面白いことを言っていました。私が、鳥を見ていることを知ると、サクラの花にメジロがこないというのです。2,30m離れたところに、もう1本シダレザクラがあり、そちらのほうがメジロが来ていると話してくれました。この後、小1時間観察していましたが、1羽もメジロはやってきませんでした。近くの千里場のソメイヨシノでは、数10羽のメジロが飛び交っているのを観察していますから六義園のなかにメジロはいるはずです。
写真は、2009年3月23日に撮影したメジロです。このときは、10羽以上のメジロがシダレザクラに群れていて3羽も一度に撮影できたものです。
ひょっとすると、花が付いていても蜜の量が少ないのかもしれません。やはり、全体としては木の勢いが無くなっていることは否めないと思います。
いずれにしても、しばらく観察を続けて行けたらと思います。
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