シロハラのさえずり-六義園
連日の寒さにかかわらず、六義園を夏鳥たちが通って行きます。
まだ、残っている冬鳥はシロハラくらいですが、よくさえずってくれました。良く茂ったスダジイなどのなかで鳴きますので、リップシンクロを確認するのが困難ですが、かろうじてくちばしを開けているのを確認できた音声です。
PCM-D100で録音。ボリュームのアップ、2,000Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
以前にも、アカハラとシロハラのさえずりの区別のポイントがわからないということで記事にしました。六義園には、アカハラもいる可能性がありますから、しっかりと区別したいところです。
こうして、シロハラのさえずりを聞いてみると、アカハラによくある3つめの音の「チリリ」がないか「チッ」ていどで短い、音質が金属的、あるいは澄んで聞こえることかなと思っています。声紋を見ると、シロハラのほうがくっきりしていて音がシャープであることがあります。アカハラのほうは、ぼやけた感じで少し濁りがある感じと言ったらよろしいでしょうか。
このシロハラのさえずりをマスターするれば、意外と夏に繁殖しているのを見つけることができるかもしれません。
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