今、標高1,000m以下が良い-日光
長い連休が終わって、やっと日光がすき始めました。地元の人に言わせると、いちばん良い季節なのに人がこない時です。
前回、標高1,500mあたりの霧降高原で録音したところ、コマドリ、ルリビタキなど、ひととおりの種類が入っているものの、遠くてあまり良い音が録れませんでした。まだ、個体数が少なくてコーラスが薄い感じなのです。
今回は、1,000m以下。800mくらいの雑木林に録音機を仕掛けました。今朝ですから雨の心配もありました。しかし、幸いにして一滴も降らず。良い音が録れました。
午前3時7分、最初に鳴き始めたのは近くで飼われているニワトリです。その後、4時2分にキビタキをかわきりにクロツグミ、キジバト、イカル、センダイムシクイ、ウグイス、オオルリ、ヤマドリ、ツツドリ、メボソムシクイ、アオゲラ、コサメビタキ、ヒヨドリ、ヤマガラ。そして、不明の声もあって、とてもにぎやかでした。
キビタキとオオルリの競演です。TASCAM DR-07で録音。ボリュームの増幅、2,000Hz以下のノイズの軽減、軽くノイズリダクションをかけています。
メボソムシクイは、この標高だと通過だと思います。しかし、それ以外はここでこれから過ごす連中です。それだけに、さえずりにも力が入り生き生きとした音になります。
« 長期滞在したコマドリ-六義園 | トップページ | ヤマドリの母衣打ち-日光 »
「観察記録」カテゴリの記事
- ジョウビタキの威嚇の声-芝川第一調節池(2023.02.02)
- アオサギの威嚇の声-六義園(2023.01.29)
- ミソサザイのさえずりか?ー六義園(2023.01.21)
- ウグイスの真似をするガビチョウ-日光(2023.01.14)
- オオカワラヒワの地鳴き-日光(2023.01.13)
コメント