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2019年6月15日 (土)

ホトトギスの雌の鳴き声-日光

 ホトトギス類の雌の鳴き声と地鳴きは、課題です。
 そもそもカッコウ以外、なかなか姿を見ることができません。また、見た目で雌雄の判断も難しいです。いずれにしても、鳴いている姿を見て確認するのはなかなかチャンスがありません。
 カッコウは、よく「ピピピ・・・」と鳴きますし録音もできます。「カッコー、カッコー」と鳴いているところに、もう1羽が来て「ピピピ・・・」と鳴いたことがあります。そのため、これが雌の鳴き声の可能性があると推測はできます。
 なお、ジュウイチ、ツツドリでは地鳴きらしい地鳴きを聞いたことがありません。ホトトギスも「ピピピ・・・」と鳴くと言われていますが、聞くことは希。録音は三宅島で1回あるだけです。
 録音仲間の「野原から」さんも同様のことを書かれています。
 http://blog.livedoor.jp/gnohara/archives/8604133.html
 ホトトギスがヨタカに対して警戒している声かもしれないと書いています。
 今回の日光の録音に、ホトトギスの「テッペンカケタカ」と同時に「ピピピ・・・」が録音されていました。TASCAM DR-05で録音、500Hz以下のノイズを軽減、ノイズリダクションをかけています。 

 2羽の雄が鳴き合っているところに「ピピピ・・・」が入ります。「テッペンカケタカ」とかぶっている部分がありますので、少なくともさえずっている雄が出している鳴き声ではありません。また、この鳴き声は午前3時28分、まだ暗い時刻です。カッコウが鳴き始めたのは、これより20分後でしたのでカッコウの可能性は低いです。
 はたして、ホトトギスとカッコウの「ピピピ・・・」が区別できるかが次の課題です。三宅島で録音した音源を含めて声紋で比較してみると、音の中心はホトトギスは2,500~3,000Hz、カッコウは2,000~2,500Hzと500Hzほど高いことが共通していました。私は何度が聞き比べて見ましたが、区別できるほどの差ではありませんでした。録音して声紋で比較しないとわからない程度の違いです。
 いずれにしても、今がこの鳥たちのさえずりの最盛期、見て聞いて楽しんでみたいと思います。

 

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コメント

>まつ様
紹介いただいた記事は2016年のもので、このころはまだ3台のレコーダーしか使っていなかったのですが、その後台数を増やして夜間録音を2年間しましたら、ホトトギスの「ピピピピピピ」もけっこうたくさん入りました。
日の出前の時刻が多いようです。
そしてテッペンカケタカの声と呼応するようにピピピピピが入ることも多いので、雌雄が接近したシチュエーションなのか?と想像していました。
しかし、今週東京の地元公園の録音で、やはり明け方にテッペンカケタカが入り、その中ほどに「ピピピピピピ」が入りました。ホトトギスは地元公園では今年初記録です。そうしますと、東京の公園に2個体同時に通過した(?)とは考えにくく、雄も「ピピピピピ」と鳴くのではないか?と今週になって考えるようになりました。
ジュウイチのピピピピピも「ジュウイピピピピピ」となるので、雄もピピピピピという声を出す可能性が高いと考えているところです。

鈴木♂様
 あっと言う間の3年、ずいぶん精進され数々の新しい知見のご報告、感謝です。
 東京郊外では、ウグイスが増えたためホトトギスも記録されるようになりました。ただ、ウグイスが増えたのは空き家が増え藪が多くなったから説があって、けして喜ばしいことではないようです。いずれにしても、今後の動向が気になりますね。
 ツツドリの雌の声、課題です。

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