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2019年8月 6日 (火)

コエゾゼミとコーラス-日光

 やっと夏らしくなった日光です。梅雨は、明けたものの今度は毎日、午後になると大雨に見舞われ、なかなか録音のチャンスがありませんでした。
 先週末、やっと雨のない予報となり、いつもの霧降高原にタイマー録音を仕掛けました。日の出時間を確認したら午前4時50分です。あっというまに、1時間も日が短くなっていました。そのため、タイマー設定は4時から7時までとしました。
 4時5分からアカハラがさえずりはじめ、ウグイス、ヒガラ、シジュウカラ、カッコウ、ホトトギスとまだ鳥たちの鳴き声はさかんです。ただ、もうあれだけ鳴いていたキビタキ、コマドリ、エゾムシクイの鳴き声をとらえることはありませんでした。
  前回、6月27日に録音したとき(考えてみれば、この日以来、日光は晴れていません)は、エゾハルゼミがにぎやかでした。今回は、コエゾゼミの声になっていました。まずは、ウグイスやホトトギスがバックで鳴くコエゾゼミの鳴き声をお楽しみください。
 YAMAHA W24で録音、フェードイン、フェードアウト以外の加工はしていません。

 ただひたすら「チー」と鳴き続けるセミの声です。だいたい、世界中のセミの多くは、こうしたノイジーな鳴き方をするものが多く、ツクツクボウシのような節のある鳴き方をするセミは少数派だそうです。
 さて、コエゾゼミと迷うのはエゾゼミです。一つは標高の違いがあります。日光あたりですと、標高800mあたりまでがエゾゼミ。1,000m以上がコエゾゼミと分かれます。録音した霧降高原の1,400mほどの場所ですからコエゾゼミということになります。
 また、音の周波数が異なります。エゾゼミの音の中心は約5400Hz、コエゾゼミは約6200Hzで、その差1,000Hzです。ですから、エゾゼミは「ジー」という感じに聞こえ、コエゾゼミは「チーッ」というふうに聞こえます。
 また、老耳の私には、コエゾゼミは近くで鳴いてくれないと聞こえないということになります。

 

 

 

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