カケスの鳴く頃-六義園
今日から10月、そのわりには東京地方は30度を超える暑さでした。
朝、六義園からカケスの鳴き声が聞こえてきました。
PCM-D100で録音、遠かったのでボリュームをアップ、2,000Hz以下のノイズを軽減、ノイズリダクションをかけています。
カケスの鳴き声は声紋パターンが不明瞭で、ノイズリダクションをかけるとカケスの声の一部をノイズと判断されてしまい声が変わって聞こえてしまいます。そのため、バランスをとるのが難しいデリケートな鳴き声なのです。不自然にならないよう、同時に録音したカケスの声のないところをボリュームを下げてミキシングしています。
六義園では、先週に常連さんたちがカケスを見つけています。
過去の六義園のカケスの記録を見ると、10月15、16日の記録が多く、もっとも早い記録でも10月1日(1989年)です。ですから、9月中というのはかなり早い記録となります。
この暑さとは関係なく、山の木の実のなり具合などが影響しているのでしょうか。
カケスの鳴き声から、小さな秋を見つけた感じになりました。
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