« カモ類の変遷を絵はがきから探る-上野不忍池 | トップページ | ジョウビタキの課題 »

2019年12月12日 (木)

『朝の小鳥』スタジオ収録-来年1月は江戸の鳥たち

 蒲谷鶴彦先生から文化放送の『朝の小鳥』を引き継ぐ時、先生から「松田さんは、江戸のことも詳しいからシナリオに盛り込むと良い」と言われました。しかし、番組のコンセプトと流れから、頭の片隅にあったものの江戸の話で番組を構成したことはありませんでした。
 番組を担当して15年目にして、やっと江戸の鳥たちで番組を構成してみました。もちろん、江戸時代に行って録音できませんので、たぶん江戸に住む人たちが聞いたと思われる鳴き声です。
 1月5日は、まだ松の内ですから、めでたくタンチョウです。かつてのディレクターのS木さんからは、正月はぜったいにツルでお願いしますと言われ、必ずその年の最初はツルの鳴き声ではじめました。ディレクターが交代して5年、久し振りのタンチョウの鳴き声で新年を迎えます。
 この他、都鳥として親しまれたユリカモメ、トキは家の近くの文京区六義園で繁殖していました。そして、春の到来を知らせるウグイスです。どうぞお楽しみください。

2020年1月 放送予定
1月 5日 タンチョウ
  12日 ユリカモメ
  19日  トキ
  26日  ウグイス

« カモ類の変遷を絵はがきから探る-上野不忍池 | トップページ | ジョウビタキの課題 »

番組・報道」カテゴリの記事

コメント

「朝の小鳥」、タンチョウの声、聴きました!江戸寺時代の空、鳥はどんなだったのだろうと、思っていたので、感激です!1.5メートルのタンチョウが、近くの田んぼにいたら、素敵ですね!

お耳にとまり恐縮です。
江戸時代は、資料が多いのでネタはたくさんあります。
冬の鳴き声の少ない時の話として、これからも取り上げたいと思っています。
今年も「朝の小鳥」をよろしくお願いいたします。

ユリカモメも聴きました。在原業平の都鳥の歌が好きなものとして、嬉しかったです!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« カモ類の変遷を絵はがきから探る-上野不忍池 | トップページ | ジョウビタキの課題 »