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2020年4月

2020年4月29日 (水)

吉祥寺で墓参り-駒込

 六義園のまわりは、ウォーキングやジョギングの人が多いので、他の散歩コースを模索中。今日は、吉祥寺に行きました。

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 吉祥寺と言えば中央線の駅名が有名ですが、本来は本郷にありました。火事で焼失し、再建されたものが駒込にあります。ちなみに、中央線には吉祥寺というお寺はないとか。
 吉祥寺には山階鳥類研究所にいた吉井さんのお墓があったはずと、探しました。しばらくうろうろして、やっと見つけることができました。

2004292
 7年前(2013年2月 7日)の葬式のときに、奥様から「戦後間もない頃、図鑑の原稿料だかでもらった40万円で、ここ吉祥寺のお墓を買ってしまったの」という裏話を思い出しました。拙ブログで記事にしています。
   http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2013/02/post-a4b1.html

2020年4月28日 (火)

夜に小鳥たちが渡って行く-六義園

 昔、灯台に衝突する渡り鳥がたくさんいて、いちめんに落ちている鳥の死体の写真に驚いたことがあります。おかげで、小鳥が夜に渡るのだと知りました。
 昨夜は北の風ながら弱く、まずまずの録音ができそう。ということで、例によって六義園に向けて録音機を置いておきました。
 夜明け以後、遠くでキビタキが鳴いているいる以外、夏鳥の声は聞こえず、今年は不作なのかと思っていました。
 一晩の録音のため、午後11時以降のデータもあります。あわよくば、夜鳴く鳥をゲットできればと思っての長時間録音です。今までのところ、不明の高音やケモノらしい鳴き声が記録されている程度でした。
 夜とは言え意外とにぎやかで、ところどころに縦の声紋パターンがあります。「カサッ」とか「パキッ」と聞こえます。葉やしずくが落ちる音でしょう。ところが、午前1時30分頃の音は、3,000~6,000Hzで鳥の鳴き声の領域に広がっていました。ただ、パターンは薄く短い音のため、増幅に増幅を重ねて、音にコントラストをつけてやっと鳥の声らしいということがわかります。
 TASCAM DR-05で録音。ボリュームの大幅な増幅、2,500Hz以下の低音のカット、ノイズリダクションを強くかけています。

 いかがでしょう。「チッ」とか「ピッ」という小鳥の声に聞こえます。聞きづらくて申し訳ないのですが、これ以上、加工すると違う音に聞こえてしまうのでギリギリのところです。これだけでも、音に大小があり遠くやより遠くで鳴いていることがわかると思います。鳴き合ってお互いの存在や場所を確認している感じです。この声は、散発的に聞こえて1時間ほど続いていました。
 私の聞く限り種の特定は無理ですが、小鳥ぽいです。
 夏鳥の渡来というと、さえずりばかり気にしていました。考えてみれば、小鳥は夜にわたり、渡る時は地鳴きで鳴き合うはずです。こうして聞くと、けっこうたくさんの小鳥が夜の東京の空を飛んでいることがわかります。
  

2020年4月27日 (月)

今朝は、ツミ一声-六義園

 一昨日は、風が強くて録音は断念しました。予報では、風速5m。これは平均ですから、瞬間的には10mを超えていた感じです。そうなると、録音は無理です。
 昨夜は、だいぶ風が収まりましたので、今までどおり録音機を六義園に向けて録音してみました。
 今のところ、夏鳥の鳴き声はしていません。ただ、ツミらしい声が一声、録れていました。
 TASCAM DR-05で録音。ボリュームのアップ、800Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。

 ハシブトガラスが警戒のしゃがれた声を出し、そのあと4音つぶやくように鳴いています。
 以前、六義園でもツミが繁殖したことがあります。しかし、ここ数年は近くで繁殖したものが、六義園を狩り場としてときおり訪れる程度です。かつて繁殖をしていたときは、早朝によく鳴いていました。この程度の鳴き方だと、やはり狩りに来ただけかもしれません。
 人がいなくなった六義園、ツミの繁殖にはもってこいだと思いますので、期待はしています。

2020年4月25日 (土)

今朝はキビタキ-六義園

 引き続き六義園に向けての録音です。
 昨日、鳴いていたクロツグミは、今日も鳴いていました。ただし、距離は遠くなってしまいましたが3日滞在しています。
 今日の記録は、キビタキです。やや距離はありましたが、キビタキとわかる鳴き声です。
 TASCAM RD-05で録音。ボリュームの増幅、2,500Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。

 キビタキが鳴き始めたのは、比較的遅い午前6時頃です。メジロが、夜明け前30分前の4時30分頃から鳴き始めたのと比べるとかなり遅いです。
 キビタキは一晩中、渡りのために飛んで来て、今朝六義園に付いたところなのでしょうか。
 今朝からスズメの鳴き声も多くなってきました。今まで、六義園にはほとんどいなかったスズメが園内に入ってきています。これは、周辺の住宅地で巣作りをしているスズメの雛がかえり、食べ物の昆虫を六義園に取りに来ているのだと考えています。
 

2020年4月24日 (金)

今朝はクロツグミ-六義園

 六義園の職員によると「休園のため、野鳥たちはのんびりと過ごしている」とか。
 考えてみれば、私もこの季節にこれだけのんびりと過ごしていたことがあったでしょうか。
 とは言え、昨夜も六義園に向けて一晩録音してみました。
 一昨日の午後3時頃、また昨日の朝に遠くで鳴いていたクロツグミが、今朝は少し近くで鳴いてくれました。TASCAM DR-05で録音、ボリュームのアップ、1,500Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。 

 ハシブトガラスの声とシジュウカラのさえずりが、六義園らしさを醸し出しています。
 昨朝の遠かったクロツグミと節がよく似ています。現在のところ、少なくとも2日滞在してくれているようです。
 録音で、こうして夏鳥の通過をチェックできるとは、思ってもみませんでした。

2020年4月23日 (木)

今朝はヤブサメ-六義園

 昨日の午後3時頃、クロツグミが遠くでさえずっていました。昼間の騒音と遠いことで録音は諦めました。六義園を通過して行く夏鳥としては、今シーズン初となります。
 ということで、昨夜も一晩録音してみました。
 一声だけですが、ヤブサメが記録されていました。
 TASCAM DR-05で録音、ヤブサメの部分を増幅、1,500Hz以下のノイズの軽減など加工しています。

 ヤブサメのさえずりは、ふつう尻上がりに音程が上がり、それと同時に音量も大きくなります。また、渡って来たばかりの頃は、一本調子で長く鳴きます。長いと数分にも及びます。
 このさえずりも、一本調子で渡って来たばかりの頃の鳴き方と節は一致します。しかし、鳴いている時間は短く、わずか6秒でした。それも、これ以外に鳴き声は録音されておらず、この1声のみ。こうした鳴き方をするのをはじめて知りました。
 なお、後ろでクロツグミの地鳴きらしい鳴き声も聞こえています。
 

2020年4月22日 (水)

今朝はイカル-六義園

 晴れ間をぬって、六義園に向けて録音をしています。
 今朝の成果は、イカルでした。
  TASCAM DR-06で録音。ボリュームのアップ、2,000Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。


 かなり遠くで鳴いているのを増幅して加工していますので聞きづらいと思いますが、イカルとわかります。
 過去の拙ブログで記事をチェックしたら、9年前のほぼ同じ日にイカルが鳴いていました。また、5月上旬の記録もあって、ちょうど今頃はイカルが平地を通過して山地に向かう時期のようです。
 過去の記事は、下記のURLでご覧ください。
  2011年4月21日
  http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2011/04/post-babf.html
 2016年5月6日
  http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2016/05/post-fc73.html
  以前の記事でも書いたのですが、イカルのさえずりは地方差がかなりあります。日光と軽井沢では、まったく違います。今朝のイカルのさえずりは、過去に記録されたものとも違います。また、私が各地で録音したことのある節のなかにはありませんでした。
 いったいどこに向かうのでしょう。こうしたさえずりの違いから繁殖地がわかるようになったら面白いですね。

2020年4月20日 (月)

鳴き声?それとも人工音?-六義園

 六義園に向けて一晩、録音しているといろいろな音が記録されています。
 自動車のブレーキらしい音から不明ながらいかにも人工音と思われる音、生き物の鳴き声のような音もあります。
 そのなかで、3回も録音された人工とも自然ともわからない不明な音をアップします。
 TASCAM DR-05で録音、不明な音の音域のボリュームをアップ、1,400Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。

 音自体は、かなり遠くで鳴っています。長い音の下に短い音が重なっているところがあって、短い音はトラツグミの鳴き声にように聞こえます。また、トラツグミのさえずりと異なるのは、倍音が豊かなことです。澄んだ音に聞こえるトラツグミのさえずりは、倍音がない代表例です。
  声紋で表示すると下掲のようです。

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 音声、声紋とも30秒程度に短縮していますが、実際は2分間ほどあって間が開いています。
 また、この音が記録された日時は下記です。
 4月15日午前2時10分頃
 4月16日午前3時40分頃
 4月19日午前1時30分頃
  一晩に1回だけで、いずれも深夜で人の活動がもっとも少ない時刻です。また、3回とも同じ音量ではなく、音の発生する場所は変化していると思います。
 一晩に1回、時刻は午前1時~4時の間、場所は毎回違うということになります。いかにも生き物由来な感じがしますが、鳥ではまったく思い当たりません。
 長時間録音が簡単にできるようになると、こうした謎の音がどんどん増えてきます。

2020年4月19日 (日)

今朝はシロハラのさえずり-六義園

 今朝は、昨日とはうってかわっての気持ちの良い朝でした。
 六義園に向けて置いて録音機には、遠くでさえずるシラハラと思われる鳴き声が入っていました。
 TASCAM DR-05で録音。ボリューム増幅、1,500Hz以下のノイズの軽減、全体にヒスノイズリダクションをかけています。

 アカハラとシロハラのさえずりの違いは、難題です。どちらもバリエーションがあるので、そのバリエーションのなかに入ってしまいそうです。
 私の音源から違いを推測するに、シロハラのほうが節の抑揚が大きいと感じています。アカハラが1,000~1,500Hzの幅で鳴いているのに対して、シロハラは1,500~2,000Hzの幅があると思っています。また、シロハラのほうが一節ごとの違いが大きいと思います。そのため、シロハラのほうが音がぽんぽんとはねている感じに聞こえ、アカハラのほうは落ち着いた感じに聞こえると思うのですが、いかがでしょうか。
 このシーズン、シロハラのさえずりを聞くことができる貴重な時期です。お確かめいただければ幸いです。

2020年4月18日 (土)

雨の中で鳴くトラツグミ-六義園

 午前5時30分に目が覚めました。
 外は雨、薄くらい夜明けです。窓を開けるとトラツグミのさえずりが聞こえました。そっと録音機を置いて録音開始しました。その気配を感じたのか、鳴き声は少し遠くになってしまいましたが鳴いています。
 TASCAM DR-05で録音。2,500Hz以下のノイズの軽減。トラツグミの音域を増幅、増幅した音域にノイズリダクションをかけています。 
 雨の音を残し、目的の音を強調する編集方法です。トラツグミのように音域の狭く決まった範囲で鳴く鳥については効果的な方法です。
 本日の東京地方の夜明け時間は5時3分。そのため、ヒヨドリはもう起きていて賑やかでした。雨のなかでも、鳥たちは関係なく活動しさえずっていました。
 

 

2020年4月16日 (木)

トラツグミが鳴いた-六義園

 こうなったら意地でも鳥の鳴き声を録音してやろうと、風のない条件の良い日は六義園に向けて録音機を仕掛けています。
 昨夜から今朝にかけての録音に、トラツグミのさえずりが入っていました。
 TASCAM DR-05で録音。1,500Hz以下のノイズの軽減、トラツグミの音域を増幅、ノイズリダクションをかけています。 

 六義園では、今シーズン1羽のトラツグミが長い間、見られていました。トラツグミの初鳴きはもっと早いのため、この滞在していたトラツグミが鳴いてくれたのかは、やや疑問です。また、過去のさえずりの記録を見ると、早いと3月24日(2018年)、遅いと4月12日(2008年)、視認記録でも3~4月の記録があります。トラツグミは、3~4月かけて六義園を通過して行くものがいるようで、今朝のさえずりもその可能性が高いと思いました。
 今朝のトラツグミは、午前4時30分頃から鳴き始め、9分41秒にわたって鳴き続けていました。この間、音の強さが3回変化していますので、3度場所を替えて鳴いていたと思います。本日の日の出は5時5分、メジロがさえずり始めたのはトラツグミの5分後の4時35分でした。ですから、アップした音源は、夜の鳥から昼間の鳥にバトンタッチされる瞬間でもあります。
 この季節でも日の出前30分はゴールデンタイムは健在でした。 

2020年4月13日 (月)

鳥たちは自分たちの声をどう聞いているか-クイズ

 本日は、引きこもるのには良い天気でした。
 ということで、今までやりたかったことをやってみました。
 物理学的には、時間は変わりません。しかし、生物学的にはゾウとネズミが感じる時間が違うように変化していると思います。ですから、人と鳥では時間の感じ方が違うと思います。複雑で早口に聞こえるさえずりも鳥同士は、もっとゆっくりと聞いて個体識別をしていたり、さえずりの複雑さをより感じているのではないかと思っています。
 ゆっくりとした時間で聞くためには、録音した音源の再生速度を変えれば良いだけです。昔ならば、テープの回転数を変えればできたのですが、デジタル時代は逆にこれが難しいのです。ということで、Audition CCをいろいろ操作していたら、[編集]→ [別のサンプル数で認識]のメニューで、96kHz/24bitで録音した音源を48kHzに変換すると時間を倍にすることが簡単にできることがわかりました。
 できるかぎりクリアな音源を選び、この操作をしてmp3に変換してアップします。
 たとえば、ウグイスはこのように聞こえます。

 「ホケキョ」のところが、「ホ、ケ、キ、ヨ」の抑揚がよりはっきりわかると思います。谷渡りも、微妙に音が変わっていくこともよりわかりやすく聞こえます。鳥たちが、かならず半分の速度で聞いているとは限りませんが、イメージはつかめると思います。
 では、ここからクイズです。
  第一問

 第二問

 第三問

 第四問

 解答は、コメント欄をご覧ください。

2020年4月11日 (土)

真夜中のネコ-六義園

 昨夜は、午前1時30分に目が覚めました。
 六義園からなにやらケモノの声が聞こえてきます。ネコか、もしかしたらハクビシン。それならば録音するべきか。しかし、ベランダは寒いし出たら、もっと目が覚めてしまうだろう。また、録音機をセットする間に鳴き止むに違いないと思って布団のなかで鳴き声を聞いていました。しかし、なかなか鳴きやみません。それならばと、ごそごそ起き出して録音機をセットしました。置いている間も鳴き声が聞こえました。ネコでした。
 TASCAM DR-05で録音、ボリュームはそのまま。500Hz以下の低音の軽減しています。急に音が大きくなりますので、ご注意ください。

 録音してからも11分にわたり断続的に鳴いていました。その前から鳴いていますから、鳴き合いは20分は続いていたと思います。
 少なくとも、2匹が鳴き合っているのがわかります。六義園には、白黒、黒、トラの3匹のネコがいます。ハミングしているところ聞くと雄と雌の求愛のように聞こえます。それとも、雄同士のケンカなのでしょうか。ネコの生態にはあまり詳しくありませんので、なんとも。
 でも、このうちのどれかが鳴き合っているのだろうと、布団のなかで想像しているうちに眠ることができました。

 

 

2020年4月10日 (金)

クビキリギリスが鳴き始めた-六義園

 4月7日になくて9日に録音された鳴き声に、クビキリギリスがいます。
 クビキリギリスは、10,000~15,000Hzという高音で鳴いていますので、私には聞こえません。若い人には、なんの抑揚もない「チー」と聞こえるはずです。mp3に変換したらカットされてしまう音域のため、アップできないので声紋を表示します。ステレオをモノラルに変換しています。左右は30秒、天地は0~24,000Hz(対数表示)です。
 
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 帯のようなパターンです。はじめて録音したときは、録音機が壊れたかと思いました。あまりにも機械的な音の上に、ピタッと鳴きやむのですから焦りました。
 ところで、クビキリギスが鳴いていない7日の夜に高い音が録音されていました。これは、今までもときどき入っている音で謎です。クビキリギリスのように幅の広い帯ではなく狭い横1本のパターンで、14,000Hzの高音で時間も4秒くらいです。いわば、トラツグミが10,000Hz以上の高い音で鳴いている感じです。ときどき、抑揚がつくことがありますが、基本一本調子です。これも、声紋でアップしておきます。左右は10秒、天地は1,000Hz~24,000Hz(対数表示)です。

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 増幅して聞くと「カリカリ」と聞こえます。
 2日後にクビキリギリスが鳴きましたので、この高音はクビキリギリスの練習の可能があるかも思いました。野鳥のぐぜり、サブソングのように昆虫もやるのかわかりませんが、ひとつのヒントになります。いずれにしても、専門外なのでご存じの方、いっらしゃいましたらご教授願います。

2020年4月 9日 (木)

輪っかになった声紋-六義園

 そろそろ夏鳥の鳴き声が聞こえるのではないと思い六義園に向けて一晩、録音してみました。
 残念ながら、夏鳥の鳴き声はまだ見つけていません。なにしろ5Gもあるので、時間がかかります。メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリがにぎやかで、その合間にツグミのさえずりが聞こえます。六義園が開いていれば、鳴いているところを特定して、もっと近くで録れるのですが残念です。
 ところで、何が鳴いているかのチェックは、声紋表示をさせて見ていきます。見たことのない声紋パターンが現れれば、常連の鳥でないことになり新知見かもしれません。午前5時頃に、丸い輪になったようなパターンが連続していることに気が付きました。こんな変わった声紋は、今まで見たことがありません。
 ステレオをモノラルに変換、左右は32秒、天地2,000Hz~10,000Hzの表示です。

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 いったい何でしょう。
 聞いてみると、なんのことはないシジュウカラとメジロのさえずりがシンクロしているために、丸く見えるのでした。縦がシジュウカラ、横がメジロの声紋パターンと言ったら良いでしょうか。それにしても、このシンクロは8分以上に渡って続いていました。最後は、シジュウカラが鳴きやんでシンクロは終わりですが、さらにメジロは鳴き続けていました。小さな鳥たちのエネルギーを音で感じるときです。
 この声紋は実際には、次のように聞こえます。
 TASCAM DR-05で録音、2,000Hz以下の低音ノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。

 このシジュウカラとメジロ、お互いの鳴き声を意識して鳴いているのでしょうか。同じ音域を取り合っている感じにも聞こえます。

2020年4月 8日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-5月は軽井沢

 本日は、文化放送にて『朝の小鳥』のスタジオ収録のはずでした。
 しかし、ハイリスク者であるのと緊急事態宣言が出るとのことで、スタジオに行くのは失礼させてもらいました。スタジオでの作業は4人ですので心配はないのですが、行き帰りの電車があぶないということでのお願いです。今や、電車やバス、マーケット、病院は、まるで地雷原を歩いていような緊張感があります。
 蒲谷鶴彦さんの時代はオープンリールでした。そのため、波音や水音のテープを別に持ってきて、スタジオでミキシングしていました。蒲谷さんご自身が、タイミングを計ってスイッチを入れていました。お手伝いしたことがありますが、キューの合図があってからスイッチを入れるのですから、どうしてもワンテンポ遅れます。そのため、とても緊張いたしました。
 今はもうミキシングをしてファイルとして前月に渡していますので、私のすることはほとんどありません。青山さんのキュータイミングも純子さんのシナリオのリライトも門馬さんのオペレーションも、皆さん慣れたので私は座っているだけです。
 今頃は、収録中。うまくいっているかなと思ったら、門馬さんから電話がありました。「キビタキのアクセントを教えて・・・」とのこと。実は「イカルは”怒る”に聞こえないように平坦でお願いします」と言っておいたのですが、キビタキまで気が回りませんでした。「キで切らないよう平坦で」とお願い。無事に収録がすみました。

2020年5月 放送予定
5月   3日   キセキレイ
  10日  コルリ
  17日  キビタキ
  24日  イカル
   31日  マミジロ

2020年4月 7日 (火)

アオジのサブソング-六義園

 風のない明るい夜だったので、録音機を六義園に向けて一晩、置いてみました。
 残念なことに夜、鳴いている鳥はいませんでした。
 朝は、最初にメジロが午前4時52分からさえずり始め、シジュウカラが5時5分、ヒヨドリは5時10分と加わりました。このころになると、野鳥のさえずりでいっぱいになった感じになります。
 今日の日の出時刻は午前5時19分ですから、およそ30分前にさえずりがはじまりました。これは、初夏のさえずりの最盛期と同じです。
  5時25分にアオジの地鳴きが聞こえ、そのあとにサブソングが聞こえました。
 TASCAM DR-05で録音、ボリュームのアップ、2,000Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。

 地鳴きは22秒、その後サブソングで1分41秒間、鳴いていました。アップしたのは、他の鳥の声がかぶっていないところを切り出したものです。
 アオジのさえずりは、同じ節を何度も間を開けて鳴き続けます。それに対して、サブソングは流れるような節回しです。ただ、音の抑揚は、さえずりと共通していると思いました。

2020年4月 5日 (日)

今朝の録音-六義園

 午前4時に目が覚めました。風もなくおだやかな朝でしたので、六義園に向けて録音機をベランダにしかけて、また一眠り。簡単録音の結果です。
 4時からもうハシブトガラスは起きていました。小鳥のメジロが鳴き始めたのは4時40分頃、これにシジュウカラやウグイスが10分後に加わり30分間とてもにぎやかにさえずりあっていいました。
 まずは、メジロ、シジュウカラ、ウグイスの競演です。PCM-D100で録音、ボリュームはそのまま。2,000Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。

 4時57分にツグミ系のさえずりが入っていました。およそ45秒にわたりさえずっていました。さらに、5時17分にも同じさえずりが聞こえ、2分ほどありました。後の方が他の鳥の鳴き声がかぶっていないので、編集加工してみました。
  PCM-D100で録音、ボリュームをアップ。2,000Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。

  おそらくツグミで良いと思いますが、遠いこととツグミのさえずりの特徴である地鳴きが聞こえないので、参考のためにアップしておきます。
 六義園は新型コロナの蔓延のため4月12日まで休園の予定でしたが、5月6日まで延長されました。
 新緑の六義園で夏鳥たちをこうして録音することで歓迎することにします。

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