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2020年4月28日 (火)

夜に小鳥たちが渡って行く-六義園

 昔、灯台に衝突する渡り鳥がたくさんいて、いちめんに落ちている鳥の死体の写真に驚いたことがあります。おかげで、小鳥が夜に渡るのだと知りました。
 昨夜は北の風ながら弱く、まずまずの録音ができそう。ということで、例によって六義園に向けて録音機を置いておきました。
 夜明け以後、遠くでキビタキが鳴いているいる以外、夏鳥の声は聞こえず、今年は不作なのかと思っていました。
 一晩の録音のため、午後11時以降のデータもあります。あわよくば、夜鳴く鳥をゲットできればと思っての長時間録音です。今までのところ、不明の高音やケモノらしい鳴き声が記録されている程度でした。
 夜とは言え意外とにぎやかで、ところどころに縦の声紋パターンがあります。「カサッ」とか「パキッ」と聞こえます。葉やしずくが落ちる音でしょう。ところが、午前1時30分頃の音は、3,000~6,000Hzで鳥の鳴き声の領域に広がっていました。ただ、パターンは薄く短い音のため、増幅に増幅を重ねて、音にコントラストをつけてやっと鳥の声らしいということがわかります。
 TASCAM DR-05で録音。ボリュームの大幅な増幅、2,500Hz以下の低音のカット、ノイズリダクションを強くかけています。

 いかがでしょう。「チッ」とか「ピッ」という小鳥の声に聞こえます。聞きづらくて申し訳ないのですが、これ以上、加工すると違う音に聞こえてしまうのでギリギリのところです。これだけでも、音に大小があり遠くやより遠くで鳴いていることがわかると思います。鳴き合ってお互いの存在や場所を確認している感じです。この声は、散発的に聞こえて1時間ほど続いていました。
 私の聞く限り種の特定は無理ですが、小鳥ぽいです。
 夏鳥の渡来というと、さえずりばかり気にしていました。考えてみれば、小鳥は夜にわたり、渡る時は地鳴きで鳴き合うはずです。こうして聞くと、けっこうたくさんの小鳥が夜の東京の空を飛んでいることがわかります。
  

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