クビキリギリスが鳴き始めた-六義園
4月7日になくて9日に録音された鳴き声に、クビキリギリスがいます。
クビキリギリスは、10,000~15,000Hzという高音で鳴いていますので、私には聞こえません。若い人には、なんの抑揚もない「チー」と聞こえるはずです。mp3に変換したらカットされてしまう音域のため、アップできないので声紋を表示します。ステレオをモノラルに変換しています。左右は30秒、天地は0~24,000Hz(対数表示)です。
帯のようなパターンです。はじめて録音したときは、録音機が壊れたかと思いました。あまりにも機械的な音の上に、ピタッと鳴きやむのですから焦りました。
ところで、クビキリギスが鳴いていない7日の夜に高い音が録音されていました。これは、今までもときどき入っている音で謎です。クビキリギリスのように幅の広い帯ではなく狭い横1本のパターンで、14,000Hzの高音で時間も4秒くらいです。いわば、トラツグミが10,000Hz以上の高い音で鳴いている感じです。ときどき、抑揚がつくことがありますが、基本一本調子です。これも、声紋でアップしておきます。左右は10秒、天地は1,000Hz~24,000Hz(対数表示)です。
増幅して聞くと「カリカリ」と聞こえます。
2日後にクビキリギリスが鳴きましたので、この高音はクビキリギリスの練習の可能があるかも思いました。野鳥のぐぜり、サブソングのように昆虫もやるのかわかりませんが、ひとつのヒントになります。いずれにしても、専門外なのでご存じの方、いっらしゃいましたらご教授願います。
« 輪っかになった声紋-六義園 | トップページ | 真夜中のネコ-六義園 »
「観察記録」カテゴリの記事
- ミソサザイのさえずりか?ー六義園(2023.01.21)
- ウグイスの真似をするガビチョウ-日光(2023.01.14)
- オオカワラヒワの地鳴き-日光(2023.01.13)
- シジュウカラの初さえずり-六義園(2023.01.08)
- 大晦日に謎の声-六義園(2022.12.31)
コメント