『奥入瀬diary』と『奥入瀬渓流野草ハンドブック』-ご紹介
筆者の河井大輔さんから『奥入瀬diary』と『奥入瀬渓流野草ハンドブック』をいただきました。とても素晴らしい本なので、紹介させていただきます。
『奥入瀬diary』は、きれいな写真とエッセイで構成されています。春から冬まで四季を通じての奥入瀬の風景と生き物たちが登場、一年を通じて奥入瀬の隅から隅まで目を通して、その魅力を紹介してくれます。
本書の特徴のひとつは、奥入瀬のどこで、撮影された日付と時間まで、書かれていることです。タイトルのdiaryのゆえんなのです。今日あたりは、太陽に透けたホオノキの葉やトチノキの花、自宅待機のなか「今頃は、奥入瀬の中流域でトチノキの花が咲いている」と思いを馳せることができるのです。
これだけの写真と文章が書けると言うことは、河井さんはどれだけ奥入瀬に通ったのでしょうか。
『奥入瀬渓流野草ハンドブック』は、奥入瀬で初夏から秋に見られる野草の図鑑です。120種あまりが収録されています。フィールドに持って行けるサイズです。この本を持って奥入瀬を歩いたら、どんなに楽しいだろうと思わせる図鑑です。
いずれも、まだ奥入瀬に行ったことのない方は、いつか行ってみたくなること間違いありません。行った方は、再訪したくなることでしょう。
また、新型コロナの蔓延の中、いっぷくの癒やしになることも間違いないでしょう。
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