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2020年5月14日 (木)

ホトトギスの初音-六義園

 今朝、起きてぼんやりしていたらホトトギスの鳴き声が聞こえて、身体が目覚めました。
 さっそく一晩録音してある録音機をチェックすると、遠いものの3回ほど鳴いていました。TASCAM DR-05で録音、ボリュームのアップ、ノイズリダクションをかけています。

 ホンセイインコの声がかぶっているのは、東京ならではの音です。
 江戸のガイドブック『東都歳時記』などには、立夏の過ぎる頃、五月上旬に初音を聞くとあるますから、まずまずの初音となります。ホトトギスの初音の名所として小石川の白山、高田、雑司ヶ谷、四谷の辺、駿河台、お茶の水などが上げられています。いずれも、六義園からさほど遠くないエリアです。江戸時代から連綿と、この地で初音を奏でていたことになります。
 
追記:本日(5月14日)の六義園に来たホトトギスは、午前5時2分から鳴き、12時30分頃の鳴き声を最後に聞こえなくなりました。ホトトギスは夜も鳴きますが、録音されていませんでしたので、夜中に飛んで六義園に来た可能性があります。また、鳴き声だけからですが、 およそ7時半の間、六義園に滞在したことになります。六義園は、休園中ですからゆっくりと休めたことでしょう。

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