ヒグラシとクロツグミ-日光
梅雨明けしたはずの日光、毎日雨です。夕方から明け方に日光とその周辺のどこかで雨が降りました。大雨予報の天気のなか、録音機を山に置くのは躊躇しますので、3日待ちました。
最終日前日、昼飯後にいつものお気に入りの雑木林に行くと、クロツグミが良くさえずっていました。下見のため双眼鏡のみ。午後1時にこんなによく鳴くならば、夜明け前はさぞよく鳴くだろうと、夕方に再訪して録音機を仕掛けました。予報では、雨雲は日光をさけて通るはずです。
しかし、このとき雨がぽつりぽつりと降りはじめ、日光の典型的な夕方の天気となってきました。この程度の雨は、当たり前のせいか予報されないのでしょう。いずれにしても、予報がはずれ大雨にはならないことを祈って、できるかぎり雨のあたらないところを見つけては、録音機を置きました。幸い雨はこの時のみとなりました。
翌朝、回収すると思惑通り、クロツグミが良く鳴いてくれました。それにくわえて、早朝のセミ、ヒグラシとのコラボです。
TASCAM DR-05で録音、ボリュームのアップ、1,500Hz以下のノイズの軽減。ノイズリダクションをかけています。
時刻は、午前4時24分から鳴き始めています。26分間にわたりヒグラシが鳴き、その間にクロツグミとキジバトが鳴いています。その後は、メジロやヒヨドリが置き始めて、鳴き合う朝の雑木林らしい音となりました。
« ミゾゴイか?-葛西臨海公園 | トップページ | 『朝の小鳥』スタジオ収録-9月は湯西川の鳥 »
「観察記録」カテゴリの記事
- ジョウビタキの威嚇の声-芝川第一調節池(2023.02.02)
- アオサギの威嚇の声-六義園(2023.01.29)
- ミソサザイのさえずりか?ー六義園(2023.01.21)
- ウグイスの真似をするガビチョウ-日光(2023.01.14)
- オオカワラヒワの地鳴き-日光(2023.01.13)
コメント