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2020年8月24日 (月)

ディスプレイ碑-村澤嘉信さん

 あしだちの会の元会長、村澤嘉信さんがお亡くなりなったとご連絡をいただきました。

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 私とは「10才違うね」と話したのは、私が還暦のとき。その私が70才になりましたから村澤さんは80才の計算になります。
 あしだちの会は、おもに東京都足立区在住の会員と首都圏の探鳥地でバードウォッチングを楽しむ会です。発会のきっかけは荒川の鳥類調査のため、この調査も引き続き行っています。私は、カミさんの実家が足立区の関係で、義父義弟が入会したのをご縁に参加させていただきました。芝川第一調節池、北本公園、舎人公園は、この会で初めて行き、その後、何度も行く取材地となりました。
 全体で100名、2,30人が参加してくる会ですからリーダーの人柄が全体に影響します。ひとえに、村澤さんのお人柄が会の雰囲気になっていた印象です。ようするに、鳥好きのオジさんが鳥や自然好きのオジさんオバさんを率いている感じです。
 私としては、今バードウォッチングを楽しんでいる人たちの動向を観察させてもらえる貴重な会でした。年齢構成、男女比、皆さんの関心事などなど、観察させてもらいました。いわば、村澤さんのおかげで、ネタを仕入れることができ感謝にたえません。
 また、昔の日本野鳥の会東京支部の探鳥会の雰囲気に似たものを感じていました。見たい鳥はきれいな鳥や数の少ない鳥で、あまりスズメやカラス類には関心がありません。もちろん珍鳥を見に、連れ添ってポイントまで行く熱心さもあります。いわば昭和のバードウォッチングです。
 昭和のバードウォッチャーの一人、村澤さんのご冥福をお祈りいたします。
 

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