ヤマドリの母衣打ち-日光
アオバト、キビタキのさえずりに続いて、録音されていたのはヤマドリの母衣打ちです。
タイマー録音開始から1時間15分後の午前5時45分に入っていました。
TASCAM DR-05で録音、ボリュームのアップ、ノイズリダクションをかけています。
アップしたファイルには30秒ほどの間に3回の母衣打ちが収録されていますが、間隔はもっと開いています。実際は8分の間に10回、母衣打ちをしていました。録音機を置いた場所は山陰のため、まだ薄くらい森のなかで母衣打ちが行われていたことになります。
この季節にも母衣打ちが行われるのは、はじめて知りました。
過去の母衣打ちの録音記録を見ると、5,6月が多く、9月5日というの1件ありました。文献記録を調べていませんが、秋から冬は珍しいかもしれません。
なお、去年の5月、同じ場所で録音した母衣打ちの頻度は、20分間の間に18回音がしていました。時間と回数はおよそ半分となっており、繁殖期に比べると力が入っていないことがわかります。
母衣打ちは、100Hzと極めて低い音のため、再生環境によっては聞こえないことがあります。あらかじめ、ご了承ください。
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