『朝の小鳥』をポッドキャストで聞く・追記あり
50年以上つきあっている録音仲間のF野さんは高校生の頃、文化放送の『朝の小鳥』ために目覚ましをかけ早起きをして番組を録音していました。今のようにいろいろな録音端子が付いているわけではありませんので、ラジオのスピーカーの近くにマイクを置いて息を殺して録音していました。もちろん、当時の録音機はオープンリールです。まだ、鳥の声のレコードが数点しかなかった時代、『朝の小鳥』は貴重な情報を与えてくれました。
現在でも、日曜日の午前5時に起きて10分から始まる番組がはじまるのを待つというのが正当な聞き方でしょう。
しかし、世はインターネット時代、radikoで聞くことができます。radikoをインストールしておけば、スマホでもPCでも放送から24時間はすべてのラジオ番組を聞くことができます。『朝の小鳥』は、タイムフリーで1週間の聞くことができます。ただし、無料なのは放送エリア(電波が届くエリア)です。文化放送のほかに、東北放送、茨城放送、新潟放送、朝日放送、琉球放送で放送されていますので、これらの可聴エリアの方々は無料で聞くことができます。
そして、今回はポッドキャストで聞けるようになりました。
iPhone、iPadなど、アップル系の通信機器ならば、ポッドキャストが最初からインストールされていますので、紫色のアイコンをクリックしてもらえばポッドキャストに行けます。あとは、検索で番組名を入れればよろしいかと思います。
PCなどからでは、ブラウザーで文化放送のサイトに行く方が早いです。
https://www.joqr.co.jp/
上のほうに並んでいるメニューのなかの「ポッドキャスト」をクリックするとポッドキャストで聞くことができる番組が出てきます。今のところ、『朝の小鳥』がいちばん上にあります。クリックすれば、最新の放送内容を聞くことができます。
PCオーディオで聞くことで、より野鳥の鳴き声の魅力が伝わることと思います。作るほうも、より雰囲気が伝わる音作り、シナリオの内容も魅力的なものにしていきたいと思っています。
追記:F野さんから「当時は中学生だったとおもいます。最初の録音はシジュウカラでした。今でも、蒲谷さんの文章の幾つかは覚えております。クロツグミの声をエーテルの香りにも似たとか、亜高山の特集でルリビタキの声を風と霧に磨かれた、とか凄く気に入っております。ウグイスでは、「笹鳴きの 古家ばかりか 雑司ヶ谷」高浜虚子 短い文章でも考えて作っておられると、思います。」とのメールをいただきました。高校生の頃を中学生の頃に訂正いたします。それにしても、50年以上経っても覚えているF野さんも凄いけど、それだけ印象深いシナリオを書いていた蒲谷先生も凄い!
« ツグミの鳴き声-染井墓地 | トップページ | 『朝の小鳥』スタジオ収録-2月は万葉集の鳥 »
「番組・報道」カテゴリの記事
- 「朝の小鳥」70周年特別番組のお知らせ(2023.08.10)
- 『朝の小鳥』スタジオ収録(2023.05.10)
- 『朝の小鳥』スタジオ収録-4月は六義園の渡り鳥(2023.03.15)
- 『朝の小鳥』スタジオ収録-3月は鳥にまつわる言い伝え(2023.02.15)
- 『朝の小鳥』スタジオ収録-2月は舎人公園(2023.01.18)
コメント