早春の音-ミソサザイ+キジバト+キツツキのドラミング
夏鳥たちが来る前にしなくてはならない仕事があります。
早春の鳴き声の録音です。
日光のいつもの雑木林にタイマー録音を仕掛けました。なお、タイマー設定は午前4時30分~7時30分、ちなみに日の出時刻は5時44分です。
置きにいった夕方はミソサザイの姿が見えただけでした。回収にいった今朝7時は、キジバトがさえずっていただけで、林のなかはとても静かでした。まだ、留鳥たちはさえずっていないのか、不安になります。
ところが、録音を聞いてみると5時11分にフクロウ、26分にミソサザイの地鳴き、30分シジュウカラのさえずり、39分ミソサザイのさえずり、ミソサザイはこの後もなんども繰り返して鳴いています。5時55分にコガラのさえずり、ハシブトガラスも鳴き始めます。このあと、キツツキのドラミング、コゲラの地鳴き、ゴジュウカラ、キジバト、ヒガラのさえずりと続いていました。そして、6時25分には静かになっていました。
この季節のバードウォッチングの時刻としては午前7時は遅いとは思っていませんでしたが、日の出前後30分はこの季節でも通用するゴールデンタイムでした。ということは、初鳴きが遅いとか早いと記録するのは、日の出時間に合わせて記録を録らないと意味がないのでは思ってしまいました。
では、早春の音です。ミソサザイとキジバト、合いの手を入れるのはキツツキのドラミングです。TASCAM DR-05で録音。ボリュームの増幅、500Hz以下のノイズの軽減、ヒスノイズリダクションをかけています。
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