ジョウビタキのぐぜり-芝川第一調節池
久しぶりに県境を越えてのバードウォッチングです。
埼玉県川口市の芝川第一調節池に行きました。
南北線は下り、その先はバスかタクシー、現地はもとより人の往来の少ないなかで移動できる唯一のバードウォッチングポイントです。スギ花粉さえなければ、ほとんどマスクをはずしてもなんの問題のないルートを移動できます。
本日の暖かさは、季節感を失います。まだ、冬鳥のチュウヒが飛んでいるのがおかしいくらい、この暖かい風ならばツバメが飛んでいても良いからです。
調節池の水位がかなり低くなっているせいか、季節のせいか、以前はたくさんいた潜水性のカモ類やカワウ、カンムリカイツブリ、オオバンがいなくなっていました。
暖かいとはいえ、まだツグミ、ジョウビタキといった冬鳥たちがいました。帰り際には、ジョウビタキがぐぜっていました。
PCM-D100で録音、ボリュームのアップ、2,000Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
この季節限定の鳴き方です。濁った音や「グジュ」という声はノイズではなく、ぐぜりの一節です。
あと、1ヶ月もすると渡って行ってしまいますし、国内での繁殖地ではさえずりはじめると思います。今しか聞くことができない鳴き声です
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