メジロのさえずり初め-六義園
3月23日の朝、六義園からツグミ系のさえずりが聞こえてきました。
アカハラではないけれどシロハラともつかないさえずりです。数声だけ録音できましたが、どうもよくわかりません。それならば、早朝にタイマー録音を仕掛けておけば、もっと近くで、あるいは長く鳴いてくれるのではないかと思い、ここ数日チャレンジしてみました。 3日間、録音しましたがくだんの鳴き声が録音されていることはありませんでした。しかし、昨日から長い間さえずるメジロが録音されていました。昨日の3月26日より本格的なさえずりがはじまったという感じです。
TASCAM DR-05で録音、ボリュームの増幅、2,000Hz以下の低音の軽減、ヒスノイズリダクションをかけています。
実は去年の今頃、TASCAM DR-05を六義園に向けて長時間録音を行っていました。電池の持ちの実証実験です。この実験は、4月7日より開始したのですが、そのときはすでにメジロがよくさえずっていました。毎日、メジロのさえずりを録音していると言って良いほど、良く鳴いていました。このさえずりが、いつからはじまっていたのか気になっていたのです。どうも、今年のようすから実験開始の1週間以上前から始まっていたようです。
ただ、去年の4月はさえずっている時間は26分23秒、今年の初日は11分17秒で、比較して短いものでした。また一節一節も短く、まだ力強さを感じません。さえずりの時間はじめは短く、だんだん長くなるのは当たり前のようですが、実際に記録できたのは初めてです。
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