見つかった録音機に入っていたクロツグミ-日光
じつは、先日の日光でのタイマー録音で、YAMAHA W24が見つからなくなりました。いつものお気に入りの雑木林で岩陰に置いたつもりなのですが、翌日に回収に行くと見つかりません。いくら探してもないのです。この日の朝は風が強く、風に吹き寄せられた枯れ葉が録音機に積もって見つけられないのではないかと思いました。そのため、枯れ葉を掻き分けて探したのですが、みつかりません。
翌日、たまたま日光の自然仲間のE村さんにその話をしたら、雑木林にいっしょに行って探してくれました。しかし、見つけることができません。タヌキやテンのいるところなので、ケモノに持って行かれたのかもしれません。山菜の季節でもありますので、いつもは入らない森のなかを人が歩いていることもあります。そのため、人に持って行かれた可能性もあります。これで、無くしたのは3台目、これもネタになるなあとあきらめました。
ところが昨日、E村さんからLINEで「例のブツ、無事発見されました」との連絡をもらいました。さっそく確認すると「同じ場所で録音しようと、録音機を置きに行ったらみつかりました」とのこと。なんとも、うれしい限りです。ありがたいことに、レターパックで送ってくれ本日、到着いたしました。
タイマー録音の設定が「毎日」にしてありましたので、午前4時~7時、3日間録音されていました。そのなかにクロツグミとオオルリが近くで鳴いてくれ、素晴らしいさえずりが録音されていました。
YAMAHA W24で録音。ボリュームの増幅、1,500Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
渡って来たばかりの雄は、なわばりをまもり雌を呼ぶために懸命にさえずります。まさに、力いっぱいさえずるクロツグミを見事にとらえてくれました。
以前、この場所にいたクロツグミは「いいですよ」がよく入っていました。その「いいですよ」が少し残っているのが面白いです。
E村さん、ありがとうございました。
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お久しぶりです。神戸です。その節は大変お世話になりましたオオセッカですが、今春は見つけることができませんでした。来年にまたチャレンジです。
さて、録音機がなくなったと思いきや、無事に再発見されて良かったです。私も一度設置場所から消えてしまったことがありました。
のちに発見できましたが、その経験を基に、設置している録音機セット(チャックのついたポーチ型の透明書類ケースに入れています)に100円ショップで売っているバネ式コイルをつけて、木にくくりつけるようにしています。
その状態を続けて5年ほど経ちますが、里山でも山中でも生物の悪戯と思われる被害に一度も遭っていません。
私の場所と比較して、日光にはサルがいますので、かえって彼らが興味を持ってしまうかもしれませんので、一度バネ式コイルだけをぶら下げてみて、なくなるかどうかを試す必要があるかもしれません。
投稿: 神戸宇孝 | 2021年5月 1日 (土) 07時18分
神戸宇孝様
オオセッカ、楽しみですね。
録音機の紛失は、私以外仲間から報告はありませんので、隠して置く限り大丈夫そうです。いずれにしても、自己責任でお願いします。
紛失1台目は、蕪栗沼で最後で出たのも翌朝最初に入ったのも私たち。それに、木の枝の上に置いた義弟の録音機が無事で、下に置いた私の録音がなくなったので、これはタヌキが犯人だと思っています。
紛失2台目は、芝川第一調節池で水際ぎりぎりに置いたのですが、ここがタヌキの通り道のようで、とうとうみつかりませんでした。
いずれも縛り付けていなかったことを反省しています。今は、大きめの石を乗せたり、ヒモで枯れ枝を結びつけるなど、ケモノが持って行きにくいようにしています。
翌朝、回収にいくどきどき感は、ある意味楽しみです。
投稿: まつ | 2021年5月 1日 (土) 09時44分