3泊したクロツグミ-六義園
夏鳥の鳴き声を期待して、六義園に向けてタイマー録音をしています。
いまのところ、遠いもののシロハラのさえずりが録音されている以外、めぼしい鳥の鳴き声は録音されていません。
先日の8日に鳴いていたクロツグミは、その後の10日の録音にも入っていました。クロツグミのさえずりは、バリエーションが豊富なだけに個性もはっきりしています。それだけに、1羽1羽を鳴き声のパターンで区分できます。
このクロツグミは、節の間に「ピイ、チョィチョィ」という3音の特有の声を交えることが特徴です。8日にアップした音源のいちばん最初の声がそうです。これが、8日と10日どちらにもこの特有の声が入っていますので、同じクロツグミだと思います。
10日の録音に入っていたクロツグミです。
TASCAM DR-05で録音。ボリュームの増幅、1,500Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
そして、今日の録音には入っていませんでした。どうも、夜のうちに旅立ったようです。ということで、少なくとも六義園には3泊して翼を休めていったようです。
鳴き声から個体識別できると、ちょっとしたことがわかって面白いです。
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