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2021年5月25日 (火)

トラツグミと猛禽幼鳥か-六義園

 このところ天候が許す限り、六義園に向けて録音しています。
 なかなかめぼしい音が録れないなか、今朝は成果がありました。
 まず、トラツグミのさえずり。
 YAMAHA W24で録音。ボリュームの増幅、1.500Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。音と音の間を詰めています。

  午前3時55分から鳴き始めて、4時8分まで鳴き続けていました。本日の日の出時刻は4時28分ですから、日の出前のおよそ30分前で明るくなり始めた頃です。鳴いている間に、シジュウカラもさえずり始めるゴールデンタイムになりました。
 5月5日に同じくトラツグミのさえずりについて記事にしました。
  http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2021/05/post-c9b653.html
 5月上旬ですから通過のトラツグミが鳴いているものだと思っていました。現在は、5月下旬。多くのトラツグミは、繁殖地にたどり着いてなわばりを構えているはずです。
 しかし、今日のトラツグミは5日のトラツグミと同じように間を開けて鳴いていること、音の高さが1,400Hz~1,500Hzと同じことから、同じトラツグミが鳴いている可能性が高いと思います。六義園で、なわばりを構えていることになります。
 つぎの鳴き声がありました。
 同じくYAMAHA W24で録音。ボリュームの増幅、1,500Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションを強くかけています。 

 この3声だけです。鳴いた時刻は、午前4時41分です。
 音の高さは1,500~2,500Hz、声紋はこの1,000Hzの差に向けて尻上がりのパターンを示しています。
 はじめは、クイナの鳴き声に似ていると思いましたが、同じ鳴き声を見つけることができませんでした。また、六義園には池があるもののクイナが姿を隠せるヨシなどの植生がありませんので、可能性は低いと思いました。
 つぎに思いついたのは、猛禽類です。可能性としては、オオタカが高いです。そろそろ、幼鳥が飛び回るとき、あるいは去年生まれの若鳥が六義園にやって来た可能性があるのではと思いました。幼鳥と若鳥とも成長過程によって鳴き声が変わると思いますが、そこまでの資料がありませんので、なんともいえません。あくまでも、可能性ということで今後の課題といたします。

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