「謎の木魚鳥」-Birder誌6月号に寄稿
以前より拙ブログでたびたび記事にしているオオコノハズクの鳴き声の発見について、Bider誌最新号に寄稿いたしました。
きっかけは、A部さんらと行った黒瀧山不動寺の和尚さんの話。ここから木魚のように鳴く鳥がいることがわかり、謎解きが始まりました。
その後、日光におけるE村さんの録音、S木♂さんの井の頭文化園での飼育個体の録音と皆さんのご協力で、謎が解けたことになります。また、全国の録音仲間が裏付けてくれる録音をしてくれたことも感謝です。
いわば、木魚鳥は野鳥録音の発展によって解明され、野鳥録音の魅力を深め広めてくれた鳥といえるでしょう。
めぐるエピソードは本1冊くらいあると思うのですが、わずか2ページに凝縮しての掲載です。ぜひ、「特集アオバズクとコノハズク」の6月号をお買い求めいただき、その面白さの片鱗を味わっていただければと思います。
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