ルリビタキ雌型の鳴き声一例-カミさんの録音
私がタイマー録音で楽をしている間、カミさんは日光白根山に登っていました。
白根山はルリビタキだらけでだったそうで、さかんにさえずっていたとのこと。それも、夢中になってさえずっているため近くで録音ができたそうです。
そんな中、雄がさえずっているところに雌が2羽やって来て飛びまわり、今まで聞いたことのない声で鳴いたとのことです。
YAMAHA W24で録音、2,000Hz以下の低音の低減、ノイズリダクションをかけています。
「ビュビュ」「ビビビ」と聞こえる濁った声です。「ヒッ、ヒッ」といういつもの地鳴き、雄のさえずりも聞こえます。濁った声は、怒っているような、警戒しているように感じる鳴き声です。冬の地鳴きをずいぶん聞き録音もしていますが、このような鳴き声を聞いたことはありません。
また、雌2羽が見えたとのことですが、ルリビタキの雄はきれいな夏羽になるのに2年はかかりますので、雄の若鳥であるかもしれません。雌1羽を巡って、雄成鳥と若鳥が競っていて可能性もあります。いずれにしても、繁殖期ならでは鳴き声のようです。
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