蹴ったのはイヌでした-日光
先日の記事「蹴られた録音機-日光」の後日談です。
日光在住の録音仲間から、記事を読んでメールをもらいました。
なんでも、近所の方から「林のなかにあった機械を散歩中のイヌがいじってしまい、お詫びしたい。」と言われてしまったとのこと。私のブログを読んでいたため、場所と時間が一致するので、私の録音機であるとわかったそうです。
ご近所さんは、ほぼ毎日この林道をイヌといっしょに散歩しています。私も挨拶をしたことのある方でした。何年か前、散歩中にヤマザクラの実を食べるツキノワグマに遭遇して以来、イヌに熊鈴をつけているそうです。ですから2人連れではなく、イヌに話かけているために2人いるように聞こえたことになります。
録音機は、林道から一段上がって数m林に入った地面に置いてありました。林道を歩くイヌには、それでも録音機の臭い、あるいは私の匂いを嗅ぎつけて興味を持ったことになります。それにしても、イヌの嗅覚の鋭さに感心いたしました。
まずは、木の上などイヌの近づけない場所に縛り付けるなど、一工夫することにします。
タイマー録音や長時間録音については、歴史が短くどのようなことが起きるか、まだわからないことあります。鳥に影響を与えることが少ない、簡単にデータを収集できるというメリットはありますが、デメリットもあることを知っておいて欲しいと思います。たとえば、自分の家の庭に録音機が置かれてあったらいやですものね。キャンプ場など施設での設置では、了解を得るようにしています。ただ、説明しても理解してもらえず、快諾を得られず不承不承ということがありました。知人は、お寺の境内で断られたこともあります。また、自然のなかの施設では連絡先が不明であったり、とれないこともあって、そうした場合どうするのかなど、課題もあります。
広い自然のなかでのびのびと録音する、貸し切り状態での録音が理想的ですが、狭い日本でのこと。トラブルは、避けられないかもしれません。これからもデメリットの情報を集めて発信していきたいと思います。
こうしたアクシデントを避けるために、情報を寄せていただきたいと思います。
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