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2022年4月10日 (日)

タスカム Portacapture X8-ファーストインプレ

 ちょっと前から気になっていた新機種、タスカムのPortacapture X8(以下、X8)を購入いたしました。新しい機材で、野鳥の素晴らしいさえずりの季節を迎えたいと思い、ポチリました。
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 通販サイトのレビューでは「入手難だ」「やっと入手した」などの書き込みもあり、品薄状態なことがわかります。タスカムのY本さんの話では、営業にもデモ機がやっと1台届いた状態だそうです。現在の市場在庫がなくなると、次回の入荷は6月以降になるとか。6月では、もう鳥の季節に間に合わないかもしれないと思い、買うのは今でしょうということになりました。
 通販サイトをチェックしたときは、いちばん安いアマゾンでは最後の1台。現在でも4台の在庫となっています。ポイントを加味すれば、ほぼ同じ価格となるヨドバシでも「在庫残少」、1日早く届くヨドバシにしました。
 ヨドバシ価格65,78円(-ポイント6,540円)で59,240円、ほぼ6万円となりました。
 不思議なことに、ソニーのPCM-D100はアマゾンで現在93,727円、ネットオークションでは12万円の値段が付くことがあります。PCM-D100は、8年前の機種で2014年に私が購入したときは82,000円でした。それが、8年経っても安くならず、かえって値上がっていることを考えると、それからの技術の発展、盛り込まれた機能からX8の6万円は妥当な金額だと思いました。
 手にした印象は、でかい、重いです。DR-05などのICレコーダーになれた手には、大きく感じ重さもあります。
 大きさは良いたとえがないのですが、天地はマイク部分を除いて文庫本より幅が狭く、厚さは読みでのある文庫本ていどといったら良いでしょうか。重厚なプラスチックの材質から感じませんが、文庫本より小さいことになります。また、私のフィールドコート(Eddie Bauer)のポケットに入る大きさでした。
 重さはeneloop単3、4本を入れて約500g。中型の双眼鏡の重さとほぼ同じとなります。双眼鏡をもう一台、持った感じになります。
 X8の売りは、操作の多くを液晶ディスプレイのタッチパネルで行うことでしょう。今やスマホでタッチパネルになれた者にとって、これは便利、楽ちんということになります。現状の使用では、私のiPhone SEの反応と違和感はなく、同等の反応だと思いました。
 録音、音にこだわる人にとっては、192kHz/32biという高品位で録音ができることに魅力を感じるでしょう。D100が192/24bitですから、もう一段高品位です。高音域で鳴く野鳥の声を近くで録音したら倍音がどこまでひろがっているかなど、高品位録音ならではの世界が広がるかもしれません。
 私にとっては、バッテリーの持ちが課題です。大きな液晶やインジケーターとバッテリーの消耗が激しそうです。要するに、前日の夕方に山に置いて稼働させ、翌朝の午前3~4時のゴールデンタイムを録音できればOKなのです。48kHz/16bitでぎりぎり12時間、できたら14時間録音できたらうれしいといったところです。
 現状、やや古いeneloopを使用して8時間13分でした。液晶を暗くするなど、バッテリーを食いそうな設定をoffにしていますが、これだと夕食後に山に入らないとなりません。今後、USBモバイルバッテリーや専用バッテリーケースなどで、どこまでこの時間を伸ばせるか、いろいろ試して行きたいと思います。
 まずは、ファーストインプレです。ご参考までに・・・

 

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