長くさえずる、たぶんシロハラ-六義園
今朝の録音にえんえんとさえずるシロハラと思われるさえずりが入っていました。
タスカムのX8で録音、ボリュームの増幅、2,000Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。
アカハラ系の鳴き方ですが、アカハラ特有の3音節目の「チリリ」がないことでシロハラの可能性があると思いました。
このさえずりは、午前4時55分から始まり2時間50分後の8時前まで断続的に鳴き、合計1時間12分間鳴いていました。
今まで2時間さえずり続けるオオルリなどの記録がありますが、ほとんどが30分ていどで鳴きやみます。1時間を超えるさえずりは、そうとう力の入った雄だと思います。
六義園では、シロハラにとっては越冬地です。先日アップした越冬していたと思われるシロハラのさえずりとは節に違いがありますので、別のシロハラだと思います。このシロハラは渡りの途中、六義園に立ち寄ったものでしょう。
中継地にかかわらず、エネルギーを使ってさえずる意味は、何なのでしょう。さえずりの定義について、疑問がわいてきました。
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