長く鳴くカルガモ-六義園
先月30日のタイマー録音の記録からです。
六義園には、カルガモが一番い、池にいます。
今までの録音でも、ときおり鳴き声が入っていました。
家から池までは50mはあり、カルガモがいるところまでは100m以上は離れていると思いますが、よく聞こえます。
ところで、30日は異常なくらい長い間、鳴き続けていました。
鳴きはじめた時刻は、午前5時46分です。この日の夜明け時刻の5時30分頃ですから、明るくなってからのことです。
鳴きやんだのは、6時31分。およそ47分間にわたって鳴いていました。この間、途切れることがありましたが、それも数秒のことです。音が遠くなることもありましたので、移動しながら鳴いているようです。
DR-05でタイマー録音。ボリュームの増幅、1,500Hz以下のノイズのカット、ノイズリダクションをかけています。
だいたいこの調子で、鳴き続けていました。途中で、変化することはありませんでした。
この数日、タイマー録音を仕掛けておくと、カルガモの鳴き声が入ることはありましたが、いずれも短いものでせいぜい10秒程度です。それが、45分も鳴き続けるとは、なにかあったのでしょうか。
この鳴き声は、警戒に近いと思います。カルガモを狙うネコが、45分も狙い続けるとは思えません。明るくなっている時間帯なので、オオタカが池のほとりの木にとまっていたのでしょうか。オオタカならば、45分間とまり続ける可能性もゼロではないでしょう。
早朝の六義園で、すでに鳥たちの命をかけた生活がはじまっていたのかもしれません。
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