X8の録音準備と失敗-日光
今回の日光では、タスカム X8での録音を試したいと思いました。
まず、そのための準備です。
連休前半は、毎日夜に雨が降るという日光でした。録音機を雨に晒さないためには、天気予報の読みがもっとも大切ですが、それでもはずれて降るときがあります。それだけ、山の天気は変わりやすいもの。読みがはずれたときのために、ケースを用意しました。
100円ショップで、X8とバッテリーボックスが入る厚みのあるプラスチックのケースを探しました。マイクが、はみ出る長さでしたのでホットカッターでX8の厚さ部分をカットしマイクを外に出します。さらに、蓋はそのままだと厚さがたりませんでしたが、裏返しにかぶせるとちょうど良い具合になりました。とりあえず、蓋の開閉は幅の広いテープで補いました。隙間をエアーキャップで埋めて、固定しました。なお、PCM-D100専用の布製ジャマーがタスカムのオリジナルより一回り大きいため、X8にぎりぎり使用できますので装着しています。
これだけ準備をして、いつものお気に入りの雑木林に夕方、置きにいきました。遠くで、アカハラ、キビタキやセンダイムシクイが鳴いています。良い感じの夕方です。
そして翌日、回収に行くとファイルが2つしか形成されていません。10時間分、本体のバッテリーのみの録音時間です。なんと大失敗、バッテリーボックスのスイッチを入れ忘れていたのです。そのため、録音機を置いた午後5時から10時間、翌日の午前3時までしか録音されておらず、朝のコーラスには間に合わなかったことになります。
実は、比較のためにタスカム DR-05を並べて置いていました。それには4時前後からオオルリ、クロツグミ、ヤブサメ、コサメビタキ、センダイムシクイ、キビタキ、アカハラ、シジュウカラ、サンショウクイなどが収録されていて、かなりボリュームのあるコーラスとなっていました。
なんとも残念、ときどきこうした失敗をします。
ただ、午後5時からのX8の録音で夕方のさえずりが録音できていたのは救いです。キビタキ、センダイムシクイ、アカハラ、そしてクロツグミのさえずりが録音されていました。いちばん、クリアだったクロツグミのさえずりを日光土産として、アップしておきます。
タスカム X8で録音、ボリュームの増幅、2,000Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
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