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2022年7月27日 (水)

アカハラがさえずるまで-日光

 日光に行って来ました。
 一昨夜から朝にかけては、雨がふらないという予報を確認して。タスカムのX8とDR-05Xをいつもの霧降高原に仕掛けてきました。帰って来て見たNHKの7時前の天気予報では、いつの間にか雨が降ることになっています。雨の当たらないところに置いているので、一か八かの掛けです。
 幸いにして雨雲は日光市内を通過したものの山のほうにはかからず。録音機を雨に濡らさずすみました。それにしても、ネコの目のように天気予報が変わるのは、困ります。なんど、雨雲レーダーを見たことでしょう。
 ということで昨日回収に行き、音源をチェックしました。暗いうちはフクロウが雌雄とも鳴いていました。ホトトギスは、夜も朝も関係なく盛んにないています。カッコウは遠くで1羽程度、エゾムシクイがいなくなり、コマドリがいました。前回とはかなり様変わりしています。
 アカハラがいちばん近くで鳴いてくれました。アップしたのは、録音機のまわりをとびまわり、その先の木の上でさえずったと思われる音です。羽音とつぶやき、そして本格的なさえずりが入っていました。もし、手持ちでの録音ならばアカハラを警戒させて、これだけ自然な姿の音は録れないでしょう。タイマー録音ならではの野鳥の素顔です。
 タスカムのDR-05Xで録音。低音ノイズの軽減やボリュームの増幅などの編集加工はしていません。音源から切り取っただけです。

 こうして近くで鳴いてくれると、無加工で聞ける音になります。ちなみに、セミはコエゾゼミだと思います。
 今日は、日光一帯は大雨に見舞われています。一日ズレたら録音はできませんでした。今年は、ほんとに天気との戦いに明け暮れます。

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