カケスの季節-六義園
六義園からカケスの鳴き声が聞こえてきました。
タスカムDR-05Xで録音。ボリュームの増幅、低音ノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
六義園では、だいたい10月上旬に山から下りて来たカケスの鳴き声を聞くことができます。以前、このシーズンに近くのマンションの屋上からサシバが飛ばないか半日、空を見上げていたことがあります。サシバには見つけられませんでしたが、カケスが飛びました。
園内でも鳴き声を聞き、声をたよりに姿を見つけることができます。ただ、六義園での滞在期間は短く数日でいなくなります。間があいてまた出現することもありますが、おそらく入れ替わっているものと思います。
六義園には、スダジイがたくさんあって地面がドングリの絨毯になります。それだけ、カケスの食べ物は多いと思うのですが、いついてくれません。
ハシブトガラスが冬もなわばりを構えているものがいるためか。六義園の来園者が多いため警戒心の強いカケスに嫌われるのでしょうか。
いずれにしも、移動のさかんなこの時期が、六義園では出会いのチャンスです。
なおカケスの鳴き声は濁っていて低い声のように感じますが、高い音まであります。そのため、高齢者には聞きづらい鳴き声のひとつになっています。意外とカケスが鳴いているのを聞き逃す可能性がありますのでご注意ください。
« まぼろしの図鑑刊行-ご案内 | トップページ | ヒヨドリの秋のさえずり・再考-六義園 »
「観察記録」カテゴリの記事
- 蝉時雨の中のキジバトのさえずり-六義園(2023.08.20)
- ガビチョウに間違えられたキビタキ-六義園(2023.06.04)
- ハシブトガラスの幼鳥^六義園(2023.05.28)
- エゾムシクイの地鳴き-日光(2023.05.27)
- カッコウ、ホトトギス、ご到着-日光(2023.05.26)
コメント