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2022年11月

2022年11月30日 (水)

バードウォッチングに補聴器をーその1

 5年前、義弟が義父に補聴器を手配してあげたのは良いのですが、義父はとうとう使わずじまい。カミさんが使わないのならということで、私に廻ってきました。先日、購入したお店に行って、私のために調整しなおしてもらいました。
 なにしろ、この補聴器は60万円したそうです。スワロフスキーとツァイスの双眼鏡を1台ずつも買える値段です。ですから、お店の人もていねいで、まず私の耳の検査からはじめ調整含めて1時間はかかりました。
 ということで、バードウォッチングにおける補聴器の可能性について、考察してみたいと思います。
 蒲谷鶴彦さんから補聴器の効果を聞いたことがあります。2000年頃で、先生はリオン製のセパレーツ型の補聴器を使っていました。これは、小さなマッチ箱くらいのマイク部分からイヤフォンのコードが長めに伸びていて聞くものです。普通は、マイク部分を胸のポケット入れて使用します。先生は、帽子に付けて使っていました。
 今はこのタイプは見かけなくなりました。私も新宿のリオン社に行って購入しました。たしか、1万円くらいしたと思います。

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 リオンの補聴器を付けて日光の雑木林で、録音機を廻しながら聞いていました。当時の録音は、リッスンのパラポラとDAT録音機の組み合わせです。
 しばらくして。ヤマドリの母衣打ちが聞こえました。母衣打ちは、このときが初めての録音で「やった!」という感じでした。ところが、かなり大きなスピーカーが付いている大型テレビ(画王)につないで確認すると母衣打ちは聞こえません。家に帰ってからPCからモニター用のスピーカーに流しても聞こえません。最後にアンプを通して、大型のオンキヨースピーカーに流すとやっと聞こえました。
 間違いなく母衣打ちはあったことになり、大きなスピーカーで聞こえるような音が、小さな補聴器で聞こえたことに驚きました。
 補聴器は「音の双眼鏡」とキャッチも考え、バードウォッチングに有効な機材と言えると思いました。ただ、この話をアウトドア雑誌の編集者にしたところ、それならば取材してみようということになりました。さっそくリオン社に行ったところ、取材拒否。補聴器を耳の悪い人のためのものであり、それ以外の目的での使用は推奨できないというつれない返事だったとのことでした。要するに、補聴器は薬事法で定められた医療機器のため、消費税のかからない「非課税対象商品」になります。医療行為ではないバードウォッチングで推奨され、非課税対象商品をはずされるようなことになると困るということのようでした。
 しかし、耳の遠くなった高齢者のバードウォッチャーが、補聴器をバードウォッチングに使用することは、なんの問題もないはずで、多いに普及をはかりたいと思います。
 コロナ前ですが、日本野鳥の会愛知県支部などでは、補聴器を使用した探鳥会を実施したこともあります。また、バードリサーチからもモニターの参加のお誘いがあったり、バードウォッチングや調査者の高齢化にともない、補聴器に関心を持つ人も増えてきたのも最近の傾向です。
 まずは、ICレコーダーを補聴器替わりに使ってみることもお勧めします.YAMAHA W24やタスカムDR-05でも、イヤフォンでモニターしてみるとわかります。午前遅くの森は静かです。でも、こうしてモニターすると遠くでオオルリが鳴いているのが聞こえたり、近くでヤブサメが鳴いているのがわかります。補聴器とICレコーダーを比べてると、補聴器は低音の「ゴーッ」という音を調整して低減してあることが多いので、ICレコーダーのほうが低音のノイズが大きく聞こえるという違いがあります。(つづく)

2022年11月28日 (月)

古い絵はがきの年代は?-六義園

 ネットオークションで、六義園の絵ハガキを手に入れました。
 カラー印刷ですが、見るからに古く時代を感じさせる絵ハガキです.

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 いったいいつの時代のものなのか、いつ頃の六義園の風景なのか、推定してみたいと思います。
 撮影場所は吹上浜からで、奥は左の心泉亭から正面の玉藻磯、右の灯籠、池には蓬莱島が写っています。手前は、吹上にあった桟橋に数人の来園者がいます。桟橋の左には、今はないヨシの植生が見えます。また、いかにも手作りの柵、手前の大きな岩は今はありません。現在では、池の岸まで芝生が植えられ、岸辺には立つことはできなくなりました。下掲の写真は、昨日にほぼ同じ位置から撮影したものです。季節は異なりますが、六義園そのものは大きな変わりがないように思います。

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 ただ、この位置からではマンションが写ります。また、今では樹木が生長していることがわかります。とくに、池のほとりにある大きなサツキがまだ小さいですね。
 季節は、女性のノースリーブのワンピースと全体の光線の感じは初夏を思わせます。ただ、樹木のなかに紅葉か立ち枯れしているような木があり、違和感があります。また、吹上からは午前中だと逆光になります。順光に写っていますので、昼間近かか昼過ぎの間もない時間だと思います。女性のファッションは、いかにも戦後の昭和時代を思わせます。左にいる女の子の髪型はおかっぱ。私の子ども時代の女の子は皆、この髪型でした。
 年代の手がかりは、もう一つ。絵ハガキの宛名面に「東京都観光協会」の文字がありました。この協会名を検索すると今はないことがわかりました。現在の公益財団法人東京観光財団の前身のようです。この組織は、何度か名前を変えていて、サイト内の沿革を見ると、昭和10(1935)年に東京府観光協会として設立し、昭和36(1961)年に社団法人東京都観光連盟になったとあります。ですから、東京府から東京都になった1943年から1961年まで、東京都観光協会と名乗っていたと考えられます。
 ということは、少なくとも写真は1961年以前に撮影されたものではないかと推測できます。私が生まれたのは1950年ですから、10才前後の頃になります、
 時代は高度成長期。東京オリンピックの開催が1964年ですから、開催に向けて東京の観光スポットを紹介する絵ハガキを協会が制作したものかもしれません。
 昭和40(1965)年頃から六義園の売店に関わっていたI高さんにおたずねしたところ、結婚して通いはじめた頃の風景で懐かしいとしみじみと絵ハガキを眺めていました。ただ、手作りのような柵は見たことはなかったとのことでした。数年で少しずつ変わったようです。
 いずれにしも、戦後であることは間違いないと思います。それも、1960年前後ではないかと、推測いたしました。

 

注:絵ハガキの写真は、撮影者に著作権があります。死後70年権利があります。仮に1950年に撮影して、すぐお亡くなりになっていれば、著作権は消滅していることになります。ただ、これを確認する手立てはありません。そのため、このような絵ハガキがありますということで、風景の一部になるよう絵ハガキそのものではない撮影の仕方をしています。もし、著作権者から権利を侵害しているというクレームがありましたら削除いたしますので、あらかじめご了承いただきたいと思います。

2022年11月25日 (金)

キヤノンプラグをふさぐキャップ

 以前、タスカムのPortacaptureX8にアリが大量に入ってしまい困ったことを記事にしました。
 http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2022/06/post-458584.html
 中を見たらアリの死骸もありました。アリは、蟻酸がありますので、複雑な基板を傷付けないか心配です。とりあえず、キヤノンプラグの端子の穴を養生テープで塞ぎ使っていました。この季節、アリは活動していませんが、埃やゴミが入ることは防ぐことはできると思います。しかし、あまり見栄えはよくありませんね。

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 ということをティアックの山本さんに相談したら、専用のキャップ(XLRのキャップ,、ノイトリック製)があるとのことでいただきました。
「キヤノンプラグ キャップ」などのキーワードで検索すると、通販でも手に入ります。2個で500円程度の価格で販売されていました。黒色、半透明の白色など、お好みで選べます。
 装着してみると、養生テープよりかっこうが良いですし、完全に塞げます。

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 考えて見れば、小さなアリならばマイク端子やイヤフォン端子からでも録音機のなかに入ってしまいそうです。野外での録音ならではの機材への心配り、これからも必要だと思います、
 山本さん、情報とモノをいただきありがとうございました。。

2022年11月24日 (木)

『朝の小鳥』スタジオ収録-12月は謎の鳴き声

 本日は『朝の小鳥』のスタジオ収録でした。
 来月のテーマは、謎の鳴き声の解明です。
 拙ブログの記事では、不明の鳴き声を取り上げていますが、なかなか番組として構成するのは難しく懸案となっていました。というのも、まったくわからなければ紹介のしようがありません。また、多くが短い声だったり録音状態もよくなく、5分間の番組に耐えられるような音でないからです。
 そうしたなかで、三宅島で録音し最初はオオコノハズクと思われていたツツドリ、蒲谷鶴彦さんが解明したフクロウの幼鳥、3日通いTさんの協力を得て姿を確認してわかったヨシゴイの幼鳥、葛西のクイナの冬に聞いた声をお聞きいただきたいと思います。また、普通のツツドリの鳴き声、フクロウとヨシゴイの親鳥の声、クイナの夏の鳴き声も紹介しながらの構成です。
 今回、三宅島のツツドリの鳴き声を聞くと、テンポや雰囲気はやはりツツドリ。音の高さと音質は異なりますが、なぜあのときツツドリの名前が出てこなかったのか不思議です。編集し加工して聞きやすくすると、だんだん普通のツツドリの鳴き声に消えてきてしまったのです。
現地で聞いたときは、小犬のようにも聞こえる鳴き声だったのです。もちろん私だけではなく、ベテランの鳥仲間も聞いて首をかしげていたのですから、わからなかったことは事実です。音の要素のなかに、本来のツツドリの”本質”のようなものがあるのでしょうか。  

2022年12月 放送予定
4日 ツツドリ
11日 フクロウの幼鳥
18日 ヨシゴイの幼鳥
25 日 クイナ、冬の声

2022年11月19日 (土)

ヒヨドリのにぎやかさ-六義園

 六義園がにぎやかです。紅葉のシーズンを迎えて、人も多くなりましたが、ヒヨドリがさかんに鳴いています。まるで、真っ赤なモミジに浮かれているようです。
 順路を歩くと、樹木の多い所では、ヒヨドリの声が絶えません。1970年当時、明治神宮探鳥会で同じようにヒヨドリがにぎやかで、他の鳥の声が聞こえなかったことを思い出しました。昔と変わらぬ印象のヒヨドリのにぎやかさ、そう思うとうるさくありません。
 いかにも録音してくれと言っているばかりに鳴いているので、録音してみました。
 タスカムDR-05Xで録音、ボリュームはそのままです。2,500Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションを軽くかけています。

 このにぎやかさなのですが、よく聞くと遠くのヒヨドリを覗くと2羽が鳴いているだけのようです。声紋を見ると、頻繁に「ピヨピヨ」立て続けに鳴いているものと、合いの手を入れるように「ピーピルルピー」と比較的ゆっくり鳴いているパターンがあります。一部、かぶっているところがありますので、別のヒヨドリであることは間違いありません。聞こえて来る場所も音量も同じようですので。2羽が近くで鳴き合っているように思えます。
 このようなパターンは、雌雄が結びつきを強くするための行動の可能性があると思っています。
 小鳥は、冬になると番を解いて、群れで行動すると言われています。ところが。ハシブトガラスを見ると一年中2羽で行動しています。そう思って他の鳥を見ると、スズメもシジュウカラ、そしてヒヨドリも冬に2羽でいるものが多く、小鳥の番形成の強さを感じることがよくあります。
 鳴くことは、雄の元気な証拠。雌を前にして大きな声で鳴き続けることが、仲の良さの証なのかもしれません。

2022年11月10日 (木)

鳴く虫の声で聴力検査

 秋の虫たちのシーズンも終盤になってきました。
 聞こえる虫と聞こえない虫の音の高さを調べて見ました。
 まず、過去の録音も含めて音源のある虫の声の周波数を下記します。音源も聞けるようにしています。
 虫の声は、野鳥以上に音に幅があって、広いものは5,000HZ、狭いものでも数100Hzも上下に広がっています。そのため。下の音が高い順に並べいます。

クビキリギリス 10,000~15,000Hz

カネタタキ 6,500~7,000Hz

アオマツムシ 5,600~6,000Hz 

キンヒバリ 5,600~5,800Hz

スズムシ 4.200~4.600Hz

エンマコオロギ 3,000~4,000Hz

カンタン 2,500~3,000Hz

クツワムシ 2,000~12,000hz

 いちばん高いのは、クビキリギリスでした。クビキリギリスについては、O村さんの案内で松戸にフクロウを録りに行った時、若いO村さん聞こえて私には聞こえなかった思い出があります。また、あまりにも幾何学的な声紋パターンなので、録音機かマイクが故障したのか思ったこともありました。現状でも、かなりスピーカーのボリュームを大きくしないと聞こえません。
 カネタタキも高いです。部屋のなかで鳴いていたのを機材の警告音かと思って探したのは、以前のマンションに住んでいた頃、20年前は聞こえたことになります。
 現在の私の潮力は、キンヒバリとスズムシの間にあり、エンマコオロギ、カンタン、クツワムシは聞こえます。ただ、高いはずのアオマツムシは聞こえます。いかにアオマツムシの鳴き声が、大きなこと、数が多いこと、さらに近くで聞く機会が多いためだと思います。
 昼間でも虫たちは良く鳴いてくれます。若い人といっしょに歩いて、どの虫が聞こえるのか聞こえないのか、確かめると自分の潮力の目安になると思います。どうぞ、お試しください。

注1:ノート型パソコンのスピーカーなど、再生環境によっては聞こえない場合がありますので、あらかじめご了承ください。基本、PCオーディオの環境を前提としています。
注2:”虫の声”と表現していますが、厳密には翅をこする”音”です。しかし。言い習えた言葉として虫の声を使用しています。ご了解ください。

 

 

2022年11月 7日 (月)

柳沼俊之さんの野鳥カレンダー2023-ご案内

 ご近所のプロ野鳥カメラマンの柳沼俊之さんから来年の「野鳥カレンダー」をいただきました。例年のことながら、ありがとうございます。それにしても、もう来年のカレンダーを準備する季節になってしまったのですね。
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 今年も表紙は、みんな大好きのカワセミです。
 最初に開いた1月は、ブームのシマエナガです。おかげで世の中にはシマエナガの写真に満ちあふれていますが、その中でももっとも可愛いシマエナガの写真ではないでしょうか。ある意味「ひきょう」な可愛さ。野生動物の生き様はきびしいものがあると思うのですが、こうした野鳥の可愛い写真で野鳥ファンが一人でも増えるのであれば受け入れます。どんどん発表してください。
 ということで、2月からもメジロ、シジュウカラ、コゲラ、オオルリ、キビタキ、コサギ、カワラヒワ、キクイタダキ、カワセミ、スズメ、エゾフクロウと続きます。いずれも、風景や華と野鳥のコラボレーションは見事です。
 柳沼さんは、今年は春に北海道で取材を2ヶ月続けたとか。その成果があったようです。
 来年も一年間、野鳥とともにある生活が送れそうです。
 定価は、1,320円。書店やアマゾンで入手可能です。アマゾンのURLを上げておきます。現在、アマゾンで「野鳥カレンダー」を検索すると、トップにでてきます。
https://www.amazon.co.jp/2023%E9%87%8E%E9%B3%A5%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC-%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC-%E5%86%85%E5%B1%B1%E6%99%9F%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%86%99%E7%9C%9F%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80/dp/4845009145/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%87%8E%E9%B3%A5%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC&qid=1667809080&qu=eyJxc2MiOiIzLjg1IiwicXNhIjoiMy4yMCIsInFzcCI6IjIuNjQifQ%3D%3D&sr=8-3

2022年11月 5日 (土)

双眼鏡の目の悪い人への使い方-反省

 私は、目は良い方でした。若い頃は1.5でした。年取ってからも1.2くらいはあったはずです。ですから、小学生の頃、頭の良い子は皆メガネをかけていたので、うらやましいと思ったほどです。
 ところが、1年ほど前から急速に近視が進みました。原因は、抗がん剤の副作用、加齢、それとも入院中iPadでプライムビデオの見過ぎ。とにかく、去年の夏に退院して家に帰ってきたら、いつもの場所に座ってテレビを見ると見づらいのです。
 さっそくメガネを作りましたが、思うような視野を得ることがでず、3個も作ってしまいました。
 問題は、野鳥を見るときの双眼鏡の操作です。

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 今まで、自分は目が良かったのでメガネをかけた人には、アイカップを縮めるように指導していただけでした。しかし、自分が悪くなってみると、それだけでは近視の人には不十分だと気が付きました。近視の人は、今まで双眼鏡でしっかりと野鳥を見えていなかったのではないかと指導の仕方がたりなかったことを反省しています。
 まず、メガネをかけて野鳥を探します。目が悪くなっても動きで見つけられなくなることがわかりました。なんとか、まだ見つけることができます。
 このとき、双眼鏡のアイカップは縮めています。しかし、いずれの双眼鏡もメガネがあるために目と接眼レンズの距離を思うようにとれません。双眼鏡によってメガネにぴったり付けたほうが見えるもの、少し離したほうが見えるものとあって、ちょっとイラつきます。アイリリースが長ければ、見やすいはずなのですが、それほどの効果を感じません。
 また、現状ではメガネをはずして双眼鏡だけで見た方がクリアに見えます。右目に乱視があるので右の視野がかすんで見えますが。メガネをかけて見るより、はっきりと見えます。こうした指導もするべきでした。
 ですから、長い間とまっている鳥や池のカモなどは、メガネなしで双眼鏡のアイカップを伸ばして観察したほうがよく見えます。
 ところが、双眼鏡によっては無限大の距離のピント、グリグリと思いっきり縮めないと遠くにピントが合いません。あるいは、あと少しでもう限界という機種もありました。ですから、これ以上目が悪くなったら無限大はピントが合わないことになります。
 やはり高性能の双眼鏡は、目が悪くなってもはっきり見えます。ただ、以前ほどのクリアさ見え味は失われてしまっていことは、如実にわかります。目が悪いと高性能の意味がないかもしれません。ただ、目が悪くなっても広い視野は必要で、視野のどこに鳥がいてもキャッチできるのは、口径が大きいほうが捜しやすいことは変わりありませんでした。しかし、年取ってくると双眼鏡の重さがかなり負担になってきます。このあたりの兼ね合いが、難しいところだと思います。
 目の悪い人には、そこそこの高性能な双眼鏡を進めれば良いのかなというのが、現状での感想です。
 機種によっての違いなど。いろいろ検証しましたが、午前と午後では視力が変化したり、晴天下と曇天では見え方が違ったりします。個人差も大きいと思いますので、機種を特定しての検証は諦めました。全体の傾向として、ご理解いただければと思います。
 

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