ウグイスの笹鳴き-六義園の録音納め
今日は六義園、今年最後の開園日です。
職員総出で門松を作るなど、新年を迎える準備も忙しそうです。
来年の開園は、1月2日より。わずか4日間の休園です。
園内をひとまわりしますと、常連さんたちも今年最後の六義園を楽しんでいました。今年は、ルリビタキが複数羽入り、先日はミソサザイが見つかるなど、小鳥が増えてきました。
小鳥が増えたということは、まずヒヨドリが多くなりました。ヒヨドリは、いろいろな声を出すのでだまされます。今日は、聞いたことのない声で鳴いていたので。判断に迷いました。ただヒヨドリの良いところは、しばらく聞いていると本来の「ヒー」や「ヒーヨ」が入り正体をあかしてくれるところでしょう。
いつものところで、ウグイスが笹鳴きをしていました。2羽が鳴いていましたが、1羽が鳴きやんだため、もう1羽に録音機を向けました。
タスカムDR-05Xで録音、ボリュームの増幅、1,500Hz以下の低音の軽減、ヒスノイズリダクションをかけています。
ウグイスとの距離は、わずか2,3mです。目の前のミヤコザサの葉が揺れているのがわかります。鳴きながら移動していて、それに合わせて録音機の方向をゆっくりと向きを変えます。
さかんに鳴いていますが、声量はとても低いです。録音ボリュームは目一杯、フルボリュームで録っているのですが、波形表示させると-15dbしかありません。同時に録音されているヒヨドリとは、20mははなれているでしょうか。それでも、ウグイスよりボリュームがあり大きく聞こえます。
笹鳴きは、まさにささやくような声でした。
今年もいろいろ楽しませてくれた六義園の野鳥たち。そして、いろいろ情報を伝えてくれた常連さんたちに、感謝をしつつ今年の六義園の録音納めといたします。
来年もよろしくお願いいたします。
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