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2022年12月18日 (日)

ルリビタキとジョウビタキの地鳴き比較-六義園

 本日の六義園は、紅葉が最後のかがやきのように見事でした。
 日曜日、出遅れたわりには空いていて紅葉をゆっくりと楽しむことができました。

Img_0587

 鳥も多く、今シーズンはじめてのツグミに会えて、エナガの群れに囲まれるなど、久しぶりのバードウォッチング三昧です。やはり、北関東に雪が降って鳥が降りて来たのと、空いてきたことが幸いしたようです。
 あと、今日はなんといってもルリビタキとジョウビタキの録音ができたことです。同じ日に2種類録音したことがあったでしょうか。ルリビタキはきれいな雄、ジョウビタキは雌でした。どちらも10m以内の近さで、本来ならば高い音で聞こえないはずの鳴き声、よく聞こえました。「鳴いている」と言われて録音するのと、自分で聞いて録音するのでは、気の入れ方が違います。
 ところで、この2種の地鳴きの識別です。ルリビタキは「ギ、ギ」という怒ったような声を入れること、ジョウビタキは「カッカッ」と火打ち石を太抱くような音を交えることで区別することができます。しかし、本日の2羽はこの特徴ある鳴き声を出しませんでした。
 ルリビタキです。

 ジョウビタキです。

 タスカムDR-05Xで録音。ボリュームの増幅、1,500Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。
 いかがでしょうか。聞き比べて違いがわかるでしょうか。
 声紋で見ますと、ルリビタキが4,600~4.500Hzに音があって、”へ”の字型のパターンをしています。
 ジョウビタキは、5,000~5,500Hzに音があって、逆U字型のパターンをしていました。比較して、ジョウビタキのほうが音が高いことになります。
 何度が聞き比べての違いと現場での印象では、高いジョウビタキの鳴き声のほうが、するどく聞こえる、金属的に聞こえる感じでした。
 聞き比べるときに、野外で聞くようにあまりボリュームを上ないで音を流すとよりわかりやすいかもしれません。
 それにしても、久しぶりに楽しめたバードウォッチングと野鳥録音でした

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コメント

М2さま

いい鳴きですね
心に響きます

閑話休題。古いAudubonMagazine1965年に、
世界一の鳥声録音家アレン博士とケロッグ博士が
パラボラ集音器とともに出てきますが、
ご存じの方ですか?

いいづか

いいづか様
 コメント、感謝です、ルリビタキとジョウビタキの地鳴きを楽しんでいただき何よりです。意外と声量がなく、録音では難題の鳴き声です。
 1960年代にAudubon Magazineなんて、存在すら知りませんでした。まして、アレン博士とケロッグ博士の記事は知りませんでした。機会がありましたら、拝見させてください。
 当時、入手できたのですか。さすがです。


まつ様
それでは実物をお届けいたしますので
ご覧ください
何かに役立てば幸いです
以上です

いいづか様
 ありがとうございます。
 凄いクリスマスプレゼント、それともお年玉になります。
 楽しみに待っています。
 

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