タスカムPortacaptureX8用ジャマー
野鳥録音をしていて、気がつくのは自然のなかは風がいつもあるということ。とくにお昼を過ぎますと、必ず風が吹いてきます。そして、フルボリュームで録音する野鳥の声には、風の音がどうしても入ってしまうことです。その風音を少しでも軽減してくれるのが、ジャマー。スポンジ製と布製があります。布製のほうが効果が大きく高価ですが、野鳥録音には必須です。
タスカムのPortacaptureX8には。今までDR-05用のジャマーを無理矢理付けて使ったり、以前からあるライコートのものを付けていました。ジャマー効果はあるのですが、付けにくく取れやすいのは落としそうでなっとくがいきませんでした。
今回、X8の専用のジャマーが発売になったとティアックの山本さんよりいただきました。型番は、WS-86です・ちなみにタスカムでは、ウインドスクリーンと言っています。ここでは、今まで言い慣れたジャマーと言っておきます。
本日、六義園にて実際に使ってみました。まず、大きさ専用だけあって、良い感じです、多少大きめですが、このほうがジャマー効果は期待できそうです。深さは液晶画面までで、液晶が隠れることなく視認できます。
ただ、ウエストポーチの出し入れで、とれそうなため2つ付いているタグに輪ゴムをとおし輪ゴムをキヤノンプラグのノッチにひっかけておきました。これで、外れることも落とすこともないと思います。
アマゾンでの価格は3300円、ライコートは1万円以上しました。よく1万円も出したら、大きなぬいぐるみが買えるのにと言われたものです。それが3,000円台なのですから、うれしい価格です。アマゾンのURLです。
今日は、風がないので効果のほどはわかりませんでしたが、試し録音です。少なくともこもった感じなどの違和感はない音に録れました。アオジの地鳴きです。すぐ足元で鳴いてくれました。なんと、75.000~80,000Hzありました。私には、足元で鳴いても聞こえない音域でした。ですので、再生環境によっては、聞こえないこともあるかもしれません。
タスカムのPortacaptureX8で録音。ボリュームの増幅、7,000Hz以下の低音を軽減しています。
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