本日は、文化放送「朝の小鳥」のスタジオ収録でした。
まず、今回の収録をもちまして、私はサポートの立場となり、メインは岡村正章さんが収録構成を行うことになります。
私が蒲谷さんから番組制作をバトンタッチされて18年887回の番組を制作してきました。請けおった当時は、私も50才台で番組のネタのために各地を取材してまわりました。しかし、ここ数年は、私の体調に加え、コロナ禍のなかで思うような取材ができず、番組のクオリティーが保てるかというのがいちばんの心配でした。
また、いつ主治医から「明日から入院してください」と言われるかわかならいなかで、スタッフの皆さんに迷惑をかけるのではないtという心配をしながらの関わりもこれで無くなると思うと、ある意味ほっといたします。
現在、ラジオ放送はFMになりつつあえいます。より高品位の音源を求められるようになりました。今後、さらにこの傾向は続くと思います。私の機材と技術ではたして耐えられるかといった心配もあります。その点、岡村さんの技術に期待しておりますし、より良い音を追求してくれると思います。ちなみに私が番組を担当した年齢と岡村がほぼ同じ年であることがわかりました。不思議な巡り合わせです。
ときあたかも今年は「朝の小鳥」70周年なのです。70年を迎えて番組が新しくなるというのは良い機会だと思います。さらに、記念番組も企画されており、私の関わりも途切れそうもありません。
いずれにいたしましても、長い間、お聞きいただきありがとうございました。またアナウンサーの鈴木純子さん、ディレクターの門馬史織さん、長い間ありがとうございました。加えてひきつづき「朝の小鳥」をよろしくお願いいたします。
ということで、私の最後のテーマは、日光で長い間、録音していると野鳥たちが変化しているようすをご紹介します。25年前より同じ季節、同じ場所で録音しています。そのため、野鳥たちの変化が分かりました。大きな原因はシカの増加によるササの減少なのですが、こんなにも違っているかと私も驚きました。
5月の放送予定
7日 1998年 ウグイス、コマドリ
15日 2005年 コルリ
24日 2015年 ルリビタキ
28日 2022年 エゾムシクイ、ミソサザイ
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