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2023年4月

2023年4月22日 (土)

今朝はクロツグミー六義園

 この寒さで、夏鳥の渡りは止まったかと思いましたが、早朝の録音にクロツグミのさえずりが入っていました。
 タスカムDR-05Xで録音。ボリュームの増幅.1.500Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。

 遠くで鳴いていたのでかなり増幅しています。また、さかんにさえずるメジロの声にまぎれていました。
 鳴いていたのは、ほぼ日の出時間の午前5時24分。1分10秒の間、さえずっていました。一晩、飛んで来て六義園にたどり着き、一節鳴いてくれたのかもしれません。大きな声なので、早朝の六義園の森がクロツグミのろうろうとしたさえずりに一瞬、包まれたことになります。
 いよいよ野鳥録音のシーズンが始まりました。

2023年4月20日 (木)

エゾムシクイのさえずり^六義園

 今朝の六義園に向けてのタイマー録音に、エゾムシクイのさえずりが入っていました。
 六義園では常連さんたちが、コマドリ、キビタキなどがさえずっていたと教えてくれました。録音に入っていたシロハラのさえずりがなくなり、ヤマガラが相変わらずさえずり、メジロが今になってさかんにさえずり始めるなど、季節の移り変わりが実感できる六義園の野鳥たちです。
 まずは。エゾムシクイのさえずりです。タスカムDR-05Xで録音。ボリュームの増幅、3,000Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクショをかけています。

 

 

 山の澄んだ空気の中で聞くエゾムシクイの透き通った鳴き声は素晴らしいものです。六朝の空気のなかでも、どこまでも響いていきそうです。
 ただ、ちょっと早いかなと、過去の記録をチャックしたら1987年4月16日がありました。ただ、ほとんどが5月に入って連休中の記録が多く、今回は早い記録と言って良いでしょう。
 なお。記録があるのは1980年のことで、1980年代から2000年代の記録はなく、2010年以降も多くありません。
 早い渡来は復活の兆しですとよいのですが、

2023年4月15日 (土)

鳴き声のモノサシ鳥-Birder誌

 バードウォッチングの指導で「モノサシ鳥がいます」と言ったら「図鑑に載ってないよ」と言われたことがあります。
 モノサシ鳥とは、大きさの基準になる鳥のことで鳥の名前ではありません。小さい方からシジュウカラ、スズメ、ムクドリ、キジバト、ハシブトガラスの5種が基本です。いずれも出会いが多く、よく見ることができる鳥です。
 以前、識別の検索システムを監修したことがあります。大きさ、環境、季節がわかるとだいたい数種類に絞り込むことができました。環境と季節は初心者でもわかることですから、これに大きさの目安が入るとかなり絞り込めることになります。それだけに、モノサシ鳥の大きさが頭に入ってくると鳥の名前がわかるようになります。
 これと同じことを鳴き声でもできないかと、Birder誌の編集長から課題をいただきました。なんでも、特集のなかに8ページ確保してあるとか。
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 鳴き声の表現は難しいです。たとえばシジュウカラは、鳥の中ではかなり高い方です。しかし、ヒガラはさらに高い声で鳴きます。オオルリ、クロツグミは、キビタキに比べたらとても低い声です、でも、小鳥は高い声で鳴いていると思っていれば、オオルリとクロツグミも高い声と表現されるでしょう。ホオジロもアオジに比べれば低いのですが、ホオジロのさえずりを聞いて、低いと思うことはないと思います。ですので、比較をして伝えることで、わかりやすくなるのではと思いました。その基準になるのが鳴き声のモノサシ鳥ということになります。
 また、音の高さだけではなく、節の複雑さや音色についても、基本の鳥を基準にして表現できれば、わかりやすくなるでしょう。
 ただ「可愛い声で鳴いていた」「きれいなさえずりだった」ではない表現をしてくれると、こちらも調べがいがあります、
 原稿を書いていて、ていねいに説明すれば。さえずりだけで1種500字は必要なことがわかりました。野鳥図鑑の鳴き声の解説は、せいぜい1行から2行です。これでは、鳴き声の特徴が的確に伝わるとは思えません、鳥の鳴き声は、難しいと言われる原因のひとつが、こうした解説不足にあるなあと実感いたしました。
 どうぞ、書店てBirder誌をお手にとりなり、ネットで注文するなりして、お買い求めいただければ幸いです。

2023年4月12日 (水)

『朝の小鳥』スタジオ収録-5月は日光25年間の録音

 本日は、文化放送「朝の小鳥」のスタジオ収録でした。

 まず、今回の収録をもちまして、私はサポートの立場となり、メインは岡村正章さんが収録構成を行うことになります。

 私が蒲谷さんから番組制作をバトンタッチされて18年887回の番組を制作してきました。請けおった当時は、私も50才台で番組のネタのために各地を取材してまわりました。しかし、ここ数年は、私の体調に加え、コロナ禍のなかで思うような取材ができず、番組のクオリティーが保てるかというのがいちばんの心配でした。
 また、いつ主治医から「明日から入院してください」と言われるかわかならいなかで、スタッフの皆さんに迷惑をかけるのではないtという心配をしながらの関わりもこれで無くなると思うと、ある意味ほっといたします。
 現在、ラジオ放送はFMになりつつあえいます。より高品位の音源を求められるようになりました。今後、さらにこの傾向は続くと思います。私の機材と技術ではたして耐えられるかといった心配もあります。その点、岡村さんの技術に期待しておりますし、より良い音を追求してくれると思います。ちなみに私が番組を担当した年齢と岡村がほぼ同じ年であることがわかりました。不思議な巡り合わせです。
 ときあたかも今年は「朝の小鳥」70周年なのです。70年を迎えて番組が新しくなるというのは良い機会だと思います。さらに、記念番組も企画されており、私の関わりも途切れそうもありません。
 いずれにいたしましても、長い間、お聞きいただきありがとうございました。またアナウンサーの鈴木純子さん、ディレクターの門馬史織さん、長い間ありがとうございました。加えてひきつづき「朝の小鳥」をよろしくお願いいたします。
 ということで、私の最後のテーマは、日光で長い間、録音していると野鳥たちが変化しているようすをご紹介します。25年前より同じ季節、同じ場所で録音しています。そのため、野鳥たちの変化が分かりました。大きな原因はシカの増加によるササの減少なのですが、こんなにも違っているかと私も驚きました。

 

5月の放送予定
7日 1998年 ウグイス、コマドリ
15日 2005年 コルリ
24日 2015年 ルリビタキ
28日 2022年 エゾムシクイ、ミソサザイ

 

2023年4月11日 (火)

ソウシチョウのさえずり-筑波山

 昨日、カミさんが筑波山に行って来ました。
 お土産は、外来種のソウシチョウのさえずりでした。
 なんでも、ウグイスが良い声で鳴いているので録っていたらソウシチョウがよくさえずりっていて。録音できたとのことでした。
 筑波山のソウシチョウといえば近年、日本で野生化した初期の場所のひとつです。1980年代にソウシチョウの侵入が顕著になり、問題になったと思います。そのひとつが、筑波山でした。その後、どのようになったか気になっていましたが、健在でした。
 私が録音しようと思うとなかなか出会いがなく、箱根の金時山まで、わざわざソウシチョウの声を録りにいった思い出があります。
 筑波山のソウシチョウは、さすが昔からの生息地だけあって、数も多く良く鳴いていました。
 YAMAHA W24で録音、ボリュームはそのまま。1.000Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。

 2羽が鳴きあっているのがわかると思います。
 さえずりは、1,500~3,000Hzの幅に音があり、早口に鳴いています。ときどき聞こえる「チチチ」という高く小さな声もソウシチョウの鳴き声です。雌の声という説がありますが雌雄の区別がつきにくい鳥ですので、なんともといったところです。

2023年4月 8日 (土)

夏鳥の来る前のにぎやかさー六義園

 野鳥録音をしていると、春は風の季節だと実感します。それにしても3日間吹き荒れた強風にはまいりました。
 やっと晴れた今日、久ぶりの六義園です。
 名物のシダレザクラは、あっと言う間に葉桜になっていました。

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 緑したたる枝振りは、強風に耐え忍ぶことができました。
 今日の六義園の森は、ヒヨドリの群が鳴き合い、シジュウカラがたえずさえずり、ハシブトガラスがなわばり宣言、足元をムクドリが忙しそうに歩いて行きました。ムクドリがこんなに近くに来るようになったのは何時の頃からか思い出していると、常連のM上さんがホオジロがいたと写真を見せてくれました。
 ホオジロは、分布の広さでシジュウカラと1、2を争う鳥ですが、六義園では珍鳥です。私は、40年以上六義園で鳥を見ていますが、確実な記録は1度だけです。
 さいさきの良い情報をいただき、歩いて行くと複雑なさえずりが、聞こえて来ました。ガビチョウです。短い節で移動しながら鳴いています。ということで録音はできずでした。ガビチョウも増えた鳥ですが、六義園では珍しい記録です。
 次に出会ったのは、ヤマガラのさえずりです。
 

 先日、ヤマガラがさえずっていたところから150m,は離れていますので、別のなわばりを構えている雄だと思います。ということは、今年は少なくとも2番いが繁殖してくれるかもしれません。
 ベンチで休んでいると、高い鳴き声が聞こえました。とりあえず録音するとキセキレイのさえずりでした。

 典型的なタイプに比べて高い音で節は短め。さえずりがまだ不完全なのかしれません。
 今年の六義園ではキセキレイが、ほぼ一冬いました。ただ、見られたのは雌でした。それが、いつの間にか雄になっていました。入れ替わったのか、それとも冬羽から夏の羽になったのわかりませんが、さえずっていることと常連さんが最近、撮影した写真を見ると雄になっていました。
 そして、いつもものところで、いつもウグイスが鳴いてくれました。鳴き声が、以前にくらべてまろやかになった感じです。声も大きくなりました、

 なお、いずれの音声もタスカムDR-05Xで録音。低音の軽減、ノイズリダクションをかけるなどの編集加工をしています。

2023年4月 7日 (金)

サブソングはコルリかも-訂正

 タネコマドリの件で、メールのやりとりをしていた森林総合研究所の関伸一さんから以前、六義園で記録されたコマドリのサブソングは、コルリの可能性もあるとのご指摘をいただきました。
このブログで「長期滞在したコマドリ-六義園」と題して報告しています。詳しくは、下記URLでご覧ください。
http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2019/05/post-f18464.html

 

 3年前の5月のことで、六義園には10日ほど滞在しました。鳴き声は、小さく10mも離れると聞こえないほどでした。音源もアップしています。通過の夏鳥鳥としては、長い間滞在してくれまいしたが、写真はもとより誰も姿を誰も見ることができませんでした、
 そのため、過去に群馬県金精峠で聞いたコマドリのサブソングなどによく似ていることから、コマドリとしてしまいました。
 ところが、関さんによると「コルリマドリと同じような鳴き方をするものもいる」ということで、コルリの可能性もあるのではと教えていただきました。ご本人も、コマドリだと思ったらコルリだったという経験をされたということで、私の顔も立ててくれました。
 コマドリとコルリ、さえずりもよく似ています。「チチチチ」という前奏があるのがコルリと言われますが、前奏のないコルリもいて多いに悩まされます。
 考えてみれば、コルリの鳴き声は何度も録音していますが、50年を超えるバードウォッチング歴のなかで、コルリを見たのはたった3回だけです。このうち、繁殖期の雄は2回。極めて隠遁性の強い鳥だという印象があります。コマドリも隠遁性の強い鳥ですが、なわばりを巡回してくるのをあらかじめ先回りして、待っているとなんとか姿を見ることができます。
 現状では、コルリとも断定はできませんが、可能性もあるということで、訂正させていただきます。
 関さん、貴重なご指摘をありがとうございました。 

2023年4月 3日 (月)

ヤマガラのさえずり^六義園

 六義園のヤマガラの記録を見ますと、とりとめがありません。日本野鳥の会理事長の遠藤孝一さんは、若い頃に六義園で見た鳥を報告していました。それによると、1975年11月1日などに2羽を記録しており、冬鳥的な出現をしています。
 1980年代にセンサスをやっていたときは、冬鳥として1.2羽がときおり記録される程度でした。ところが、1991年には繁殖期もいて幼鳥を確認しています。その後、散発的に見られますが、出会いが多くなったかなという印象です。
 しかし、六義園でヤマガラのさえずりは元より地鳴きを録音したことはありませんでした。ヤマガラ爆発のときは繁殖期でなかったので、さえずりを聞いた記憶がありません。また、録音もしていませんでした。
 なんと昨日のタイマー録音に、ヤマガラのさえずりが入っていました。ヤマガラの六義園で初めての録音となります。
 タスカムDR-05Xで録音。多少のボリュームのアップ、3,000Hz以下の低音の軽減をしています。

  テンポや鳴き方はシジュウカラとよく似ています。よく聞くと、後ろで鳴いているシジュウカラと比べて、1音多いことと音質の違いがわかります。
 ヤマガラのさえずりには、けっこうバリエーションがあるのですが、このパターンは典型的な鳴き方だと思います。
 ても、今までシジュウカラだと思って聞き逃していたのではないかと不安となりました。

2023年4月 2日 (日)

ウグイス、さえずり初めて15日-六義園

 今日の六義園は、まだソメイヨシノが咲き残り、新緑がきれいでした。場所によっては身体が黄緑色井に染まりそうなほど、新緑が見事でした。
 ウグイスが鳴いていると、常連さんに教えてもらいました。、
 鳴いているところは以前、記事にした場所と同じササ藪です。
 3月18日に初めて録音しましたが、まだつたない感じでした。。そして、3月20日の録音では「ホーホケキョ」と、ちゃんと鳴けるようになりました。ただ、声量が少なく控えめな感じでした。
 本日の録音です。タスカムDR+05Xで録音、ボリュームを少しあげています。1,500Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。

 染井門が開いているのと、まずまずの天気で来園者が多いなかのでの録音です。ウグイスとの距離は、わずか2,3mです。かなり大きく録音できました。本格的なさえずりならば、耳が痛くなるほどの近い距離ですが、まだ声量が少ないです。
 2週間前とは違いますが、12日前とはそう違いを感じません。声が少し大きくなったのと、節と節の間が短いという違い、頻繁に鳴いているという感じがありました。
 まだまだ練習中といったところ。繁殖地では、このようなつたない鳴き方は聞くことはありせん。さえずりが、上手にならないと山には戻らないのでしょうか。

 

2023年4月 1日 (土)

今年度初録音、シロハラのさえずり-六義園

 日光のE村さんから、数日前にトラツグミが鳴いたと報告がありました。3月中の記録は初めてだそうで、今までになく早い初鳴きだそうです。
 六義園の初鳴きの記録は、2月からありますが、多いのは3月下旬です。そうだったと思い立って、今日の早朝にタイマー録音をしかけました。今年度初の録音となります。
 残念ながらトラツグミは入っていませんでしたが、シロハラがさえずっていました。
 YAMAHA W24で録音、ボリュームの増幅、2,000Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。

 午前5時35分から1分30秒ほど鳴いていました。ほぼ今日の
日の出時刻です。
 途中に入る「チーッ」と言うツグミ系の地鳴きは、被っているところがあるので別の鳥のようです。
 いっけんアカハラと区別の難しい鳴き声です。
 抑揚が大きなこと、アカハラの3音目の「チリリ」がないことが、特徴かと思います。また、石垣島で泊まったペンションのすぐそばで鳴いていたシロハラのさえずりにパターンが似ていました。
 沖縄本島などでも越冬しているシロハラが多く、姿をよく見ました。石垣島ではアカハラかと思いましたが、姿を確認してシロハラとわかり感動しました。なにしろ、シロハラの初めての録音だったのです。それ以来、さえずりをおぼえると六義園でも鳴いているのて、びっくりです。

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