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2024年12月10日 (火)

伊豆沼のガン

 久しぶりの伊豆沼です。以前は非常に警戒心が強かったガンが直ぐ近くまで人を寄せるようになったのに驚きました。陽が西に傾くと周辺の田んぼに散らばっていたガン達が三々五々戻って来ます。

「竿になり鍵になり」ガンの群が空を埋める光景は圧巻です。長い一直線になったり、V字型の編隊になったりして鳴きながら頭上を飛んでいくマガンです。

 沼にいるハクチョウの声もバックに聞こえています。最後に鳴きながら飛んでいく声はオオハクチョウです。

 

 

 塒入りを見たのだから朝の飛び立ちも見ようと、まだ真っ暗な日の出前に沼へやってきました。暗がりの中すでに雁たちがざわめいているのが遠くからも聞こえます。ざわめきが次第に大きくなると一度にに飛び立ちました。塒入りの時はバラバラですが、朝は一斉に飛び立ちます。

 

 録音ボリュームはかなり抑えてありますが、それでも大きな音になりますのでスピーカーから耳を離して聴いていてください。

 

 

 伊豆沼のガンの数は2024年12月現在約12万羽だそうです。塒は分散しているので12万羽が一度に飛び立つわけではありませんが・・・。一ヶ所にこんなにたくさん集まってしまってよいものかやや心配です。

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観察記録」カテゴリの記事

コメント

伊豆沼のマガンの声、とても綺麗に録音されていて、さすがですね。全くの別件になってしまいますが、貴重な道生さんのお話の動画がありました。カラスへの愛が溢れた素晴らしいトークです。再生回数が少なかったので、あまり知られていないのかもしれないと思いまして、ここで宣伝させてください(笑)。

↓日垣隆サイエンス対談(2009年10月11日)松田道生「カラスは面白い!」

https://www.youtube.com/watch?v=n75tl016lm0

神戸さんコメントありがとうございます。伊豆沼は30年ぶりでした。近くなったのと数が増えたのに驚きました。12万羽も集まるなんてすごいですけど心配でもありますね。
「サイエンス対談」ありがとうございます。知りませんでした。感謝です。

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