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2025年2月 3日 (月)

日だまりの印旛沼で

 皆さま再度2025年のご挨拶です。

お正月に引いた風邪が治ったと思いきや、体調を崩して今年の初鳥見はなんと1ヶ月近く遅れてしまいました。

 出かけたのは昨年から気になっていた印旛沼です。もちろんお目当てはヤブヨシキリ、では無く、今や20万羽に増えたというトモエガモです。風の無い春のように暖かい日でトモエガモの大群と田んぼで遊んでいるタゲリを見ながらゆっくり日向ぼっこの一日でした。

 遠くの水面で黒い帯のようになっている時は全く静かですが、だんだん岸の方へ近寄ってくると結構良く鳴いているのが分かります。単独でいるトモエガモが鳴いているのを聴いたことが無かったので、滅多に鳴かないと思っていたのですが群になると存在確認のために鳴き合うのでしょうか?さすがこれだけの数になるとウルサく聞こえます。

 

 

 沼の岸辺は灌木の茂みなので小鳥が良く鳴いています。ウグイスを皮切りにエナガ、アオジ、シジュウカラ、コゲラ・・・。コゲラは一生懸命何かをつついています。

印旛沼で長年鳥の観察を続け、トモエガモの数も数えている♂島さんと♀藤さんのお話しでは、トモエガモ達はいつも同じ所にいるわけでは無く、その日の風向きや人の出入りによってによって場所は変わるそうで、昼間は沼で休んでいて日が暮れると一斉に飛び立って餌を取りに出かけるそうです。これだけの数の鳥達の食欲を満たす場所が周辺にあるからこそ印旛沼にたくさん集まって来るのでしょうね。

 

 

 

  

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コメント

体調を崩されていましたか、どうぞご無理の無いように。
トモエガモ賑やかに鳴いていますね、ウグイスの地鳴きも良いです。

堀尾さん
お元気でお過ごしですか?コメントありがとございます。
風邪をあなどってはいけませんね。ひどい目に会いました。

2月に入りまだ寒いけれど今日あたり六義園の鳥達も賑やかでした。と言っても種類は少ないです。常連のジョウビタキやツグミ、クロジ、キクイタダキ等の姿がまだ見えません。シメも一度だけ。大きな木を切って笹も大分刈ったせいかも知れません。きょう日あまり鬱蒼としているのは流行らないみたいです。

今冬は京都御苑でもツグミは極端に少ないです。先月25日の探鳥会でもようやくトラツグミが一羽だけ出てくれましたが、全般に鳥は少なく、アオバトは出ませんでした。
御苑でも適当に藪を残してくれたら良いのですが、見通しが良いように低木を伐り、藪が好きな鳥が来ていません。

堀尾さんへ
最近は「鳥いないですね」がバードウォッチャーの挨拶になっていますが、それにしても今年は去年の冬より更に少ないです。
東京近郊の葛西、水元公園などのブログを覗いてみても、軒並み「鳥がいない」。特に冬鳥の小鳥類がいませんね。私の膝元の六義園でも常連のツグミ、ジョウビタキがいないし、いつもこの時期見られるキクイタダキやクロジも来ていません。シメも一羽だけ。
たった一羽の鳥を大勢のカメラマンが追いかけているのを見ると鳥も可哀想ですが、カメラマンもなんだか可哀想・・。

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