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2025年4月

2025年4月28日 (月)

戦場ヶ原の春一番手/コサメビタキ

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弥生祭りが終わって日光でもやっと桜が咲き始めました。

 

私メは録音機設置中に山道で足を滑らせて右手と左膝をケガしてしまい、ブログもちょっとだけお休みいたしました。

そうこうしている間に六義園では4月20~27日の1週間の間に、コマドリを皮切りに、サンショウクイ、キビタキ、コサメビタキ、オオルリが特急列車のように通過して行きました。

日光の街も新緑が始まりましたが、それもイロハ坂の下まで。戦場ヶ原はまだまだ冬枯れです。

 

 

木道を歩いて行くと湯川沿いの木立で囀っている鳥がいます。

とりとめの無いお喋りのような囀りはコサメビタキです。戦場ヶ原の夏鳥の1番手はコサメビタキとニュウナイスズメでした。録音後半でスズメのようにチュンチュン鳴いているのがニュウナイスズメです。この2種は例年芽吹前のこの時期にやって来ます。ニュウナイスズメの後ろで鳴いているのはゴジュウカラです。

 

夏鳥の主役のオオルリやキビタキは多分もう来ているでしょうがまだ姿も声もありません。しばらくの間はコサメビタキのつぶやきと元気なニュウナイズズメの声がいまだ冬の装いの戦場ヶ原を満たしています。

 

PS.弥生祭りは4月17日を中心に行われる日光の春を迎える祭りです。美しく飾り立てられた屋台が何台も出てキレイな装束を着けた女の子達が屋台の上でお囃子を歌いながらゆっくり進んで行きます。観光客はほぼゼロ、地元の人たちのお祭りです。屋台を飾っている濃いピンクの花はサクラでは無く、日光の山々を彩るアカヤシオというツツジです。4月下旬にイロハ坂を下っていくと、まだ緑の無い山肌をアカヤシオの花が美しく染め上げているのを見られますよ。

2025年4月15日 (火)

タゴガエル/高尾山

 

新しい録音機のテトトをしに高尾山へ行きました。TASCAMのDR-05XPと言う新機種でタイマー録音もできるようになったのですが今回は手持ちの録音です。

32bit float の音質の違いはいかがでしょうか?

 

タゴガエルです。

タゴガエルは岩から湧水が染み出ているような所に住む4cmくらいの小さなカエルです。高尾山では春になると毎年同じ場所で鳴いています。家族連れや登山に訪れた人達がためつすがめつしてカエルを探しますが、岩の隙間の奥の方にいて姿を見ることは出来ません。私も10年以上前からスミレの咲く頃に出掛けて行って鳴き声が聞こえると、あ、今年もいるな、となんだかホッとして帰って来ますが,実は姿を見たことがありません。

 

雌を呼ぶ声だけが聞こえますが夜になると外へ出て来るのでしょうか?

日本固有種だそうですが全国で見られるカエルです。どうぞ探して見てください。

2025年4月 5日 (土)

春の一日

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 やっと暖かくなった春の日差しに誘われて郊外へ散歩に出かけました。

ヒバリが鳴いています。カワラヒワもホオジロも囀っています。ムクドリも忙しそうです。残っているツグミももうすぐいなくなるでしょう。

ウグイスが鳴きはじめました。

春ですね~。

 

 

目の前でヒバリが高く空へと上がっていきました。ふと気がついてみればこの頃余り聞かれなくなったヒバリの囀りです。

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